昨年の寒くなりはじめた頃だったでしょうか。
イスラエルから届いた一通のメール。
「イスラエルに住宅をつくろうと思っている。あなた方の仕事が気に入っている。力を貸してほしい」とのこと。
過去に私たちの仕事が紹介された、イギリスの建築専門サイトを通じて知ってくれたそう。

何回かのメール等のやりとりを重ね、先日skypeを利用したビデオ会議を行いました。
言語は英語とヘブライ語。
先方はクライアントとローカルアーキテクト、こちらは通訳の方を交えて

現地でつくられたプランの叩き台をもとに、各部のイメージや素材選定まで打ち合わせ。
約1200㎡の敷地に、住宅と庭を整えます。
気候の違いもあり、お互いの常識の違いに驚く事もありましたが、
なごやかにミーティングは進みました。
次回までにそれぞれが準備するものを確認して、今回は終了。
敷地はエルサレムから西へ、車で約1時間のGederaという町。
築約80年の建物が建ち並ぶ閑静な住宅地です。
keep smiling!
奥野 崇

「城南の家(改修工事)」が
建築専門サイトである、architecture photoにて紹介されました。
「西条の家」が
建築専門サイトである、architecture photoにて紹介されました。

城南の家が
アメリカの建築専門ウェブマガジン、Arch dailyにて紹介されました。
おじいさんの家を引き継ぎ、
耐震・断熱改修を施した若い家族の住まいです。
どうぞご覧くださいませ。
keep smiling!
奥野 崇

2018年、最後のメール送信を終えました。
思えば、あっという間の一年。
建主さんをはじめ、現場で活躍くださる職人さん、
お付き合いくださる業者の皆さん、そしてスタッフの面々。
本当に多くの方々のお力添えのもと、没頭することができました。
この場を借りまして、御礼を申し上げたいと思います。
多くのものが、あふれかえる今。
無理に足すこともなく、無理に引くこともなく。
大切にしなければならないもの、を見つめよう。
次の一年をおぼろげに思います。
最後になりましたが、
皆様がよいお年を迎えられますことを、心よりお祈りしております。
keep smilimg!
奥野 崇
西条の家を施工してくださった、老舗工務店である宮嶋組さん。
現場監督を務められた専務さんは、数寄屋建築でも知られる水澤工務店のご出身です。
四国山脈を望む家、としてホームページに追加されています。
日々の気付きを綴ったブログも、読み物として好きです。
どうぞご覧下さいませ。
keep smiling!
奥野 崇

カナダのバンクーバーに拠点を置く、木材供給の会社であるCoast Fraser社。
愛媛県内製材工場等の視察にあわせて
「ブドウ棚のある家」の現場へも来て下さいました。
県内木材関係者や加工業者の方々も同行。同社CEOのFrank Hui氏は写真左の方です。
リビングの外にブドウ棚が拡がる、
趣味と暮らしがひとつになった、日々を楽しむ家。
Huiさんご自身も家族と過ごすのが好きで、地下にワインセラーがあるとか。

建物の主要構造部の80%以上に県産材を利用しており、
また、軸組の木造建築にも興味を持って頂けたよう。
改めてメールでのやりとりを約束して、今日の視察は終了です。
杉は全国11位、桧は全国1位。
愛媛県は全国有数の木材生産量を誇ります。
四国で木の建築に携わること。
この上なく恵まれた環境です。
keep smiling!
奥野 崇

リビングやライブラリーのすぐ外には、3m×7mのガラス屋根のブドウ棚。
風に揺れる葉裏を眺めながら、午睡の時間。
ブドウの栽培が趣味のご主人さんと、そのご家族の住まい。
開け放せる大きな開口、ロールアップできる網戸など工夫を込めてあります。
明日、上棟にあわせてお餅まきを行います。
お誘いあわせの上、ぜひご参加くださいませ。
1o月13日(土)16:30頃から
「ブドウ棚のある家」
松山市西垣生1358-1(フジ垣生店のほど近くです)

keep smiling!
奥野 崇

この度、「真言宗光林寺 位牌堂」が
平成30年日本建築士会連合会賞 奨励賞 を受賞致しました。
入賞作品を見ますと、有名事務所のものがずらり。
四国の片田舎で、職人さんとワイワイとやってきたことが 、
全国的に認められたような気がして、本当に誇らしく思います。

真言宗光林寺 位牌堂
設計監理:奥野崇建築設計事務所 奥野 崇
構造設計:増川建築構造設計 増川 和弘
施工:有限会社 獏工房
keep smiling!
奥野 崇