私たちの美意識を表現する場所。
空間から植栽、設えまで、
そのほとんどを自分たちの手で行いました。
建築設計の枠を越えて、
空間から時間、茶・菓子から器にいたるまでを
私たちなりの審美眼で調律してみようとする、総合芸術としての実験の場です。
かねてよりご案内をしておりました、喫茶 穀雨の特設ページができました。
この取り組みに込めた想いをまとめています。
どうぞ、ご高覧くださいませ。
なお、開店日など一切のお知らせについては、下記のInstagramページを参照くださいませ。
―本文より―
移り行く季節のグラデーション、
ゆたかに芽吹く樹々や草花、
刻々とうつろう光と陰。
幾星霜繰り返されてきたであろう儚くも美しい森羅万象の一片を、
茶や菓子を通じて共有したい。
それは、時の移ろいを味わうようなもの、ともいえるかもしれません。
奥野 崇
お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
窪野町の北谷地区はその群生地があることで知られています。
うんと暑かった夏の影響か
例年より約一週間遅い開花となりました。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
奥野 崇
敷地確認のため京都へ。
銀閣寺にほど近い、東山のあたり。
早朝、哲学の道を歩きました。
うんと静かで、鳥の声が響いていました。
奥野 崇
喫茶 穀雨、9月の席
ご参加頂いた皆様のおかげで、満席のなか無事に終えることができました。
本当にありがとうございました。
10月はお月見の席にて思案中。
開店日など詳細は追ってお知らせします。
9月の菓子
白餡のチーズケーキ(器:加藤 かずみ)
和梨と生姜の流し菓子(器:福村 龍太)
季節の果物 烏龍茶ゼリー寄せ(器:野口 悦士)
9月の茶
釜炒茶(宮崎県五ヶ瀬町)
和紅茶(岡山県高梁市)
香片茶(台湾)
新生姜のピンクエール(自家製)
お付きの菓子
すだちの水滴、玉蜀黍茶
音景
橋本 秀幸 home(2014)
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所
私たちの想う”いい”を集めてみる。
茶|菓子|器|古物|音景|空間
9月の喫茶開店日のお知らせです。
市内から車で20分のショートトリップ。
夏の終わりの良き一日となりますように。
[日程]
9月15日(日)
10:00~15:00(LO14:30)
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野 崇
向島|nagi
髙橋亜希子さんの個展へ。
朝の光がお迎えしてくれました。
弓削島|vida con miel
島で暮らす家族の、あたたかいお店。
お話しできて、よかったな。
奥野 崇
自分たちの想う”いい”を集めてみる。
茶|菓子|器|古物|音景|空間
8月の喫茶開店日のお知らせです。
市内から車で20分のショートトリップ。
夏の終わりの良き一日となりますように。
[日程]
8月25日(日)
10:00~15:00(LO14:30)
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所