1年を経た、ピアノ教室のある家。
定期の建物点検を兼ねてお邪魔してきました。
玄関先にはお庭の畑でとれた、野菜たち。
夏野菜ももう終わりで、秋茄子が、、、なんてお話も。
植物と近く暮らすというのは、季節を目にみえる形で知ることにもなります。
庭の芝生も綺麗。
2匹のチワワと暮らされており、駆け回れるようにとシンプルなつくり。
同行した村上工務店の村上さんと、自動散水の勢いにびっくり。
なかなかの豪快さであります。
1年を経た住まい。
建物をとても大切にしてくださっているのが伝わってきて、なんだか嬉しく感じました。
keep smiling!
奥野 崇
敷地のオカメヅタが印象的で、初めてお邪魔したときの写真。
設計を進めておりました、氷見のパン工房が着工の運びとなりました。
奥に長い変形した敷地に、パン工房と住まいとを整えます。
工房前には、程よく目隠しを施したオープンスペースがあり、
内外を一体的に考えています。
屋根のかかった土庇。
縁側みたいなスペース。
閉じすぎることもなく、
開きすぎることもなく。
ちょうど良い囲まれ感の中、
内外の境界を楽しめる建築にしたいなあ、と思います。
氷見のパン工房
施工:株式会社 もみじ建築
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奥野 崇
広島県、宮島の対岸にある敷地、大野妹背の家。
晴れの良き日に、地鎮祭を迎えました。
お仕事に打ち込んでこられたご夫婦の、これから、を考える住まい。
いわゆる終の住処となろうかと思います。
ご夫婦・ご親族、工事関係者と共に、笑顔のおまつりとなりました。
工事の安全を第一に、
よりよい建築となりますよう尽力してまいります。
keep smiling!
奥野 崇
西条の家、
猛烈なラストスパートで無事引き渡しを迎えました。
(エアコンの目隠しなど一部は間に合わず。。。)
現場監督 兼 建主さん、というあまりないケースなので
追い追い設置ということで。
石鎚山を望む敷地。
窓の取り方と、そのバリエーションは大きなテーマとなりました。
窓辺も居場所となるようにと、高さ36cmのベンチに高さを合わせます。
内障子には、強化和紙と透過性のあるこよりを編んだスクリーンとを貼りわけ
閉めた状態でも山並が伺えるように。(スクリーンは一番上の桝目部分)
かね折りの窓は、引き戸を全て引き込むこともできます。
今の季節、生命力に満ち満ちた稲が眩しい。
引っ越し直前の写真のため、ガランとしていますが、
奥へ奥へと繋がる空間の繋がりは十分に感じられます。
引き続いては造園工事。
バトンは渡ります。
keep smiling!
奥野 崇
しっとりした、心地よい明るさ加減。
引き渡し後1ヶ月を経た、中野町の古民家改修。
新しい住まいにも馴れてこられたでしょうか。
窓際のベンチは、今の所お子さんのお絵かき台のよう。
クレヨンのあとが微笑みを誘います。
室内間で熱的境界をつくるために用いた、ツインカーボ。
ポリカーボネイトがダンボールのような断面になっており、ガラスよりも高い断熱性を有します。
性能を高めつつ、元々あった細い格子戸の雰囲気を引き継ごうとひと工夫。
新しい引き戸のツインカーボの断面へ
5mm角の極細木材を一定間隔で差し入れ、それをはめ込みます。
キラキラ光るポリカーボネイトと、細い細い格子の影。
写真ではとらえきれない、魅惑の光。
keep smiling!
奥野 崇
石鎚山を望む家。
かね折り窓の周辺もあと少し。
現場内は多くの職人さんでごった返しています。
この様子も残り数日、と思えば少し寂しくもあるような。
一方、外部は静か。
外周囲いは、アイデアの光る納め。
元々あった、コンクリートブロック用の鉄筋を活用して
U字溝材を型枠に現場打コンクリートで支柱をつくる。
「牧場みたいなラフな囲い」とお話ししたのもいい思い出です。
ランドスケープ礒崎さんの仕事。さすがの柔軟さ。
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奥野 崇
外部の差し掛け屋根の工事がはじまっています。
吹寄の小舞女竹を仮固定。
その後に藤蔓を用いて、尺八と小舞を編んでいきます。
向きや結わえ方、下処理を確認。
編みこみも大工さんの仕事です。
その後に野根板の屑張へと進んでいきます。
母屋棟は、少し先行して建具の製作打ち合わせ。
1ヶ所ずつ図面化してやっていきますから、なかなかのボリュームです。
特に建具まわりは仕事が細かくなります。
直接手でふれますし、毎日毎日動かすところ。
見えない工夫を皆で込めます。
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奥野 崇
香川県多度津町で工事をしております、茶室のある家。
住まいとなる母屋とは敷地内で別棟でお茶室を構えます。
先の良き日に、ご親族お集まりの中、無事上棟式をとり行いました。
小さなお子様にも、お茶を通じて日本文化を継承していってほしい、との想いのもと
工事関係者共々、改めて気を引き締める機会となりました。
続いて屋根の仕舞。
大屋根の面取の垂木と、差掛の丸太垂木の様子。
小舞と尺八に使う矢竹と藤蔓も現場入り。
竹と竹を結わえていきます。
これも大工さんの仕事。繊細で細やかな作業です。
野にあるものを工夫して用い、人の居場所をつくった先人の知恵に畏敬の念を抱かずにはいられません。
一方、母屋のほうも順調。
青空の下、甍の波が美しい。
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奥野 崇
庭の打ち合わせに、約1ヶ月ぶりに久米窪田の家へ。
建築の引き渡し、引っ越しに加え、新たにかわいい家族が二人増えられたりとでしたが
やっと新しい生活にも慣れてこられた様子。
敷地をグルッと囲う、既存の生垣をいかした外部空間としよう。
ゆっくりゆっくりと進んでいきます。
keep smiling!
奥野 崇