いい催しとなりました。
本当に本当に、
たくさんの方々がお越し下さいました。
三日間、大人の方で145名。
驚きです。
少しの葉書とこのブログのみの告知。
これも建主さんのお人柄の賜物に違いなく。
僕は日曜のみの参加でしたが、
遠くは香川から、また懐かしい再会もあり。
建主さんと、お手伝いに参加された妹さんと、三人。
会の終了後は、疲労感と共に、心地よい爽快感で満たされました。
お声かけ頂いたのに十分なご挨拶もできず、十分なご説明もできず。
多分に失礼があったことお許しくださいませ。
遠くまで足を運んでくださり、感謝でいっぱいです。
はなはだ簡単ではありますが、御礼の代わりとさせて頂ければと思います。
氷見のパン工房
パンとお菓子の教室 Chez C(シェ セ)
793-0072 愛媛県西条市氷見乙1004-5
keep smiling!
奥野 崇
週末は、しとしと雨の中引き渡し。
土壁が湿り気を帯びて、いい雰囲気。
ところ変わって、
久しぶりの再訪、多度津の家へ。
簾をはめこんだ夏障子への入れ替えが済み、
夏を迎える準備も整いました。
なんとも涼しげ。光の分量も心地よく。
keep smiling!
奥野 崇
母屋である多度津の家の引き渡しから、はや半年。
多度津の茶室、庭工事を含む、全工事の竣工となりました。
初々しい緑。
撒き苔もまだまだこれからといったところ。
後は梅雨入りと、植物の根付きをまちます。
既に生活を始められている母屋棟。
新しい暮らしにも、なれてこられたよう。
多度津の家(母屋棟)
多度津の茶室 (茶室棟)
設計監理:奥野崇建築設計事務所
施工 :株式会社 高陽建設
造園 :寿造園
keep smiling!
奥野 崇
「人との関わり合いを大切にしたい」
打ち合わせでの忘れられないお話し。
設計期間の途中、ご自身が大きな怪我をされ入院、リハビリの日々。
計画自体も中断を余儀なくされましたが、いつも朗らかでいらっしゃいました。
信頼関係とその責任。
設計、工事と、よいチームとほどよい緊張感に恵まれました。
いい空気感でした。
西条市氷見にて、工事を進めておりましたパン工房が無事お引き渡しです。
建築という内部空間の次は、引き続きお庭という外部空間を整えます。
通常、私たちの事務所は完成にあわせた内覧会は行いません。
住まいの設計がほとんどの私たち。
住宅の場合、内覧会の意図が、
そこに住まう建主さんのためではなく、つくり手側の都合にある気がするから。
こちらの工房はパンのお教室がメインでの運営となります。
「お世話になっている生徒さんやご友人にお披露目をしたい」
との建主さんの声には、もちろん、とお答え致しました。
7月の上旬のころ、
一般の方にもひろく見て頂ける内覧会を行う予定。
詳細はまた改めてお知らせ致します。
keep smiling!
奥野 崇
桑原の家、晴れの良き日に地鎮祭。
建主さんの気持ちの良い挨拶が、心に残りました。
ひとつひとつの積み上げを大切にします。
keep smiling!
奥野 崇
山の色があざやかになりはじめました。
晴れの良き日に、今治小泉の家が無事棟上げ。
子育てをひと段落、ご夫婦のこれからを考えた平屋の住まいです。
リビングに造り付けるソファの窓越に、遠く稜線を取り込みます。
豊かな日常を。
keep smiling!
奥野 崇
今治小泉の家。
しんと冷たい空気の中、めでたく地鎮祭の日を迎えました。
地元の神主さん、ゆっくり丁寧に祝詞奏上。
改めて言葉のひとつひとつを確かめ、気が引き締まる思い。
いつもいつも、信頼を寄せてくださいました建主さんご夫婦。
阿吽の呼吸のお二方との打ち合わせは、なんだかふっくらした気持ちになりました。
子育てを終えられ、これからの暮らしを考えた平屋の終の棲家です。
keep smiling!
奥野 崇
広島県廿日市市にて進めております、大野妹背の家。
打ち合わせを重ねてきましたが、暖かい冬の日に無事棟上げとなりました。
化粧仕事が多い現場ですが、コチコチと。
ほぼ平屋の終の住処。
レベル差の解消など、今後の事も考慮しながらも
間延びしない落ち着いた空間をつくろう。
木々にうもれるように佇む姿をおもいます。
keep smiling!
奥野 崇
西条市氷見にて、パン工房をつくっています。
天気に恵まれ、先日棟上げを終えました。
通りに対して、閉じすぎず開きすぎず。
ほどよく囲まれた小庭と室内が繋がるように。
土庇の下にはちょこんと座れるベンチも設けます。
古くからの集落のなかにつくる建築。
黒く仕上げる予定の板壁は、周辺の文脈を引き継いだものです。
keep smiling!
奥野 崇
着々と工事が進みます、ブドウ棚のある家。
主な居室である、
リビングやキッチン、ライブラリーの外には大きなガラスの庇があります。
この下で、建主さんの趣味であるブドウを栽培するという仕掛け。
ブドウの土はコンテナへいれて自動散水装置で管理しますから、
土間へは防水・排水処理を行っており、最後にウッドデッキを施し室内とフラットに繋がります。
もうひとつの工夫は網戸の位置。
ガラス戸は写真左の内外境界へ、ロールアップ網戸は写真右の白い柱へ。
建具と網戸の間に空間があるということ。
つまりブドウ棚の下は、外なんだけれど虫は寄ってこない、
内と外の間のようなスペースになります。
数年、シンガポールで生活されていた建主さん。その時の経験談がヒントになっています。
ゆらゆら揺れるブドウ棚の下、こもれびのなか午睡の時間。
そんなひとときを思いながら設計しました。
keep smiling!
奥野 崇