しんと冷たい空気の中。
今治にてはじまる住まいづくり。
よき家になりますよう、努めていくのみです。
あらたな一年をおもう。
三豊での護摩堂新築
松山・八幡浜・足立区・高松・丸亀での住まいづくり
道後での宿泊施設整備
また、春頃には私たちの事務所移転もひかえます。
軽やかに、気分よく。
また積み重ねていこう。
奥野 崇
先の週末のこと。
広島の家
お住まいになられてから一年を迎える頃、撮影の運びとなりました。
晴天に恵まれ、クライアントの多大な協力のもと
じっくりと光を追っていく。
丸一日お付き合いくださり、ありがたい限りです。
名古屋の家
建築工事の完了確認へ。
取り合いが多く難しい部分を
素晴らしい精度でなんなく納めてくださいました。
木造に長けた工務店さんの底力をみたよう。
引き続いて、ウインドウトリートメントの設置と植栽工事です。
松山から始めたことが、いろんなところへ。
空間を考えることは本当に愉しい。
多くの人とのつながりの中で
建築は生まれ、育まれていくことを実感する週末となりました。
keep smiling!
奥野 崇
三豊市三野町での寺院改修工事。
本堂の瓦替えを行うため、既存の瓦一式を一旦下ろし終えました。
100年を経過したそれぞれ。
風化により破損した宝珠の一部を除いて
再焼成を行うことで往時の照りや強度を取り戻し、もう一度利用することができます。
露盤・伏鉢・宝珠が並ぶそれらは、さながら発掘現場のよう。
本堂で使われていた平瓦と丸瓦は、
既存の門に転用され、新たな役割を担います。
過去と今とこれからを紡ぐこと。
少しずつ、大切に。
keep smiling!
奥野 崇
三野町、寺院の現場。
搬入用の道路整備を終え、次の工程へ。
本堂の瓦替え工事のために、素屋根をかけます。
素屋根とは、
建物の外側にかける仮設屋根のことで、雨避の役割があります。
高所での作業。
見ているだけでゾワゾワしてきます。
鳶職人の方々の軽い足取りには
尊敬しかありません。
keep smiling!
奥野 崇
事前の準備、試作を重ねた上での現場入りは左官職人さん。
曲面にフィットする頑丈な型枠製作は大工さん。
知恵と工夫の賜物です。
鮨店の現場は、日曜も静かに進行中。
keep smiling!
奥野 崇
先の週末のこと。
香川県は三野町にある寺院の起工式を終えました。
ここに至るには、三年の月日。
これも住職、総代、檀家の皆様をはじめ
多くの方々のご尽力に他なりません。
今回の工事では、
主に本堂の改修、護摩堂の改築を行い
ここから更に二年を越える工事となります。
とうとうと続く時間の流れ。
あらゆるものは、
何かが始まって、何かが終わるでもないのかもしれません。
今回のことも文中の切れ目に打つ読点のようなもの。
ながく育んできた地域の記憶を大切に
過去と今と未来とを繋げていくべく
しっかり努めて参ります。
keep smiling!
奥野 崇
竣工して、もうすぐ一年。
まあたらしくて、ガランとしていた空間から
すっかり人の住まいになっていました。
建物が前に出すぎることなく、
日々の暮らしをやさしく包み込むように。
晩春の空の下、今治の家にて。
keep smiling!
奥野 崇
自然光で過ごせるクリニックをつくりたくて。
松山市藤原町にて
工事を進めておりました、来月開院予定の木のクリニック。
昨今の感染症拡大状況を鑑み
残念ながら、ひろく皆様にご覧頂ける内覧会は中止となりました。
しかしながら、
当日は数名のスタッフの方が待機されており
簡単な内覧については対応可能な体制を整えておられるとのこと。
慢性疾患でお悩みの方は、どうぞご相談くださいませ。
keep smiling!
奥野 崇
"実際に見て触れる"
とても大切にしていること。
可能な限り作業場へお邪魔するようにしています。
京都の竹平商店さんへ。
連休明けから工事が始まる、鮨店改装のため銘竹や簾を買い付けに。
竹材の中には100年を経過したものもあり、独特の色艶があります。
あわせて「ひしぎ竹」の製作過程を見学。
徳島・祖谷地域にある古民家でもみられたものです。
限られた材料種の中で、
当時はいかに工夫をして建材化していたのか。
香川の請川窯業さんの瓦作業場へ。
こちらも連休明けに着工となる、三野町での寺院工事のためです。
瓦原寸図による検討の様子。
再焼成された、二六焼による古瓦も見ることができました。
現在の四国中央市にある窯元で、160年の歴史があります。
付近では二六焼による器だけでなく
飾り瓦の例も多く見られるんだとか。
keep smiling!
奥野 崇