お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
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奥野 崇
日本列島の西に停滞する台風の影響で
今週は、ぐずついた天気が続くよう。
予定していた撮影も泣く泣く順延となりましたとさ。
昔は台風のことを「野分」といいました。
野の草を分けるように吹く強い風、という様子を言い表したものです。
日本で台風という呼称と表記が定まったのは、1956年(昭和31年)のことだったとか。
なんとも割と最近の事なんですねぇ。
折角なら、ふうっと強い風で災いも吹き飛ばしてほしいものです。
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奥野 崇
夏を象徴する花、
向日葵(ひまわり)の異名は、日輪草(にちりんそう)。
"日輪"とは太陽のことです。
英語でもサンフラワー(Sunflower)
フランス語でもソレイユ(Soleil:太陽)。
日毎に強さを増す、夏の日差し。
青く深い空を背景に、
きらきら光るその姿は
まさに太陽の花、そのものです。
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奥野 崇
でんでん虫、舞々、かたつむり、つぶりなど
多くの異名をもつ蝸牛。
古くから子供達に親しまれており
民俗学者である柳田國男は、
方言の好例として日本全国の呼び名を調査したほど。
梅雨の代名詞ともいえる存在。
孵化したばかりの、かわいらしい季節です
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奥野 崇
ちょうど花の頃のドウダンツツジ。
「満天星」を名に充てて付けるのは、
中国の故事によるものです。
老子が誤ってこぼした霊水が
この木に落ちて壷状の玉になり、
満天の星のように輝いたとされる伝説が由縁なんだそう。
さらさら揺れる新緑の葉に
無数に散らばる小さな白い花。
晩春の晴天の下
かわいらしい星たちは、
今日もさわやかに輝いていますとも。
keep smiling!
奥野 崇
松山に菜の花の季節がやってきました。
気付けば、もうこんなにも。
緑の背景の上に
鮮やかな黄が点描のようにひろがります。
群生すれば辺りは少し明るくなったよう。
春のおとずれ。
keep smiling!
奥野 崇
二十四節気、最初の節気である立春。
決まり事や季節の節目も、この日を起点に数えられていきます。
立春の早朝、
禅寺では入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。
これらの文字を縦書きにすると
左右対称で縁起が良く一年間災難にあわないという、おまじないのため。
医療関係はもとより
飲食業や観光業に携わる方々をはじめ
特に厳しい日々が続いております。
どうか多くの方々に御利益がありますように。
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奥野 崇
新潟県の十日町織物工業協働組合が
日本の伝統色をベースに制定した、1月の誕生色の名称です。
基となったのは、椿の深い紅。
椿は、古くから人々に愛されてきた日本を代表する花のひとつ。
18世紀にヨーロッパに渡ると、
端正な美しさから”日本の薔薇”と呼ばれ親しまれました。
「椿姫」の主人公マルグリットのように、
コサージュにするのが流行りだったんだとか。
冬の寒さの中に、凛として咲く深紅の花。
”控えめなすばらしさ”という花言葉のとおり、
寡黙なその姿に心惹かれます。
keep smiling!
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます
善きことが穏やかに続く。
そんな日々の再来を、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
「交々」は、もともと「此も此も」が語源だそうで
「これもこれも、かわるがわる、次々に」という意味があります。
悲喜交々、過ぎ去った一年。
本当にいろんなことがありましたが、残すはあと二日。
闇があるからこそ、光は感じられるもの。
悲しみがあるからこその喜びなのかもしれません。
それでも人は喜びをもとめて、それを分かち合いたいと生きていく。
新たな一年が、皆様にとって輝かしいものとなりますように。
keep smiling!
奥野 崇
年末年始の休業日のお知らせ
12月30日(水)〜1月3日(日)