季節手帖

朽草(つちくさ)

山手の水辺には、小さな光が舞い始めるころ。。。

 

「朽草」は螢の異名です。

幼虫のあいだ水の中で過ごした螢は、

土の中で蛹になり、羽化して枯れ草の下からでてきます。

先人達は、朽ちた草が螢になったと信じたのでしょう。

 

螢火はラブコール。

短い命を燃やし次代に繋げる清らかな光は、まさに命の行灯です。

その姿は、恋の想いを重ねて歌に詠まれてきました。

 

恋に焦がれて鳴く蝉よりも

鳴かぬ螢が身を焦がす 『山家鳥虫歌』

 

螢狩りの際には、

どうぞ恋の邪魔をしないように。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2022.5.29

光の春

日脚が長くなり、空も随分と明るさを増してきた頃。

 

陽光の明るさに反応して、

冬眠から目覚めたり、芽吹きの準備を始めたり。

この時期のことを「光の春」といいます。

 

私たちの新たな場所づくりも佳境に入りました。

見える景色の光も色も、

少しずつ明るくなってきています。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2022.2.27

令和四年 壬寅

新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。

 

善きことが穏やかに続く。

そんな日々の再来を、

心よりお祈り申し上げます。

 

 

奥野崇 建築設計事務所

category : お知らせ | posted at 2022.1.1

数え日

今年もあといく日と

指折りかぞえるほど押し詰まるこの時期を、数え日といいます。

 

気忙しいこの頃にこそ、

一年の出来事を振り返り感謝の気持ちを胸に。

 

新たな一年の訪れが、皆様にとって輝かしいものとなりますように。

 

 

奥野 崇

 

 

 

年末年始の休業日のお知らせ

12月29日(水)〜1月4日(火)

category : お知らせ | posted at 2021.12.28

南天(なんてん)

冬を彩る赤い実といえば、南天でしょう。

薬用や観賞用として、平安時代に中国から伝来し

「難を転ずる」という語呂から縁起がいいとされてきました。

 

また古くは、枕の下に南天の葉を敷いて眠ると

悪い夢を見ない、という言い伝えも残っています。

 

薬効があり、縁起がよく、魔除けになる。

先人たちも、うんと大切にしてきた植物なのです。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.12.13

新嘗祭

新嘗(にいなめ)とは、

新の嘗(にいのあえ)=ごちそうでもてなすこと

が変化した言葉です。

 

新嘗祭は

天皇が新穀を神に供え、自らも食する儀式のことで

太陽暦が採用されてからは11月23日と決められたそう。

また、昭和23年以降は「勤労感謝の日」として国民の休日にもなっています。

 

豊穣にも、勤労にも。

あらためて感謝する一日です。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.11.23

光景

慌ただしく図面をまとめる日々、

もうこの季節がやってきていました。

久しぶりの休みは、

恒例となっている古岩屋へ。

 

はや一年。

色、音、匂い、

めぐる光景を確かめるように。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.11.14

秋の夜に

季節の移ろいを感じるこの頃。

夜の静かな時間、じっくりと実施図に向かい合う。

スタッフのいなくなった事務所で、ひとり音楽を聴きながら。

Remis Rančys – Pavėjui

 

ジャンルや地域を軽やかにこえて、心地よいサウンドスケープをつくりだす。

微かに漂う香りのように、その情景がうかんできます。

PURNAMASI YOGAMAYAのボーカルも素敵。

リトアニアから届いた音楽集です。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.11.1

曼珠沙華

お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。

別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。

その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。

 

ご先祖への感謝はもちろん、

自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.9.21

野分(のわき)

日本列島の西に停滞する台風の影響で

今週は、ぐずついた天気が続くよう。

予定していた撮影も泣く泣く順延となりましたとさ。

 

昔は台風のことを「野分」といいました。

野の草を分けるように吹く強い風、という様子を言い表したものです。

日本で台風という呼称と表記が定まったのは、1956年(昭和31年)のことだったとか。

なんとも割と最近の事なんですねぇ。

 

折角なら、ふうっと強い風で災いも吹き飛ばしてほしいものです。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.9.13
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