日脚が長くなり、空も随分と明るさを増してきた頃。
陽光の明るさに反応して、
冬眠から目覚めたり、芽吹きの準備を始めたり。
この時期のことを「光の春」といいます。
私たちの新たな場所づくりも佳境に入りました。
見える景色の光も色も、
少しずつ明るくなってきています。
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。
善きことが穏やかに続く。
そんな日々の再来を、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
今年もあといく日と
指折りかぞえるほど押し詰まるこの時期を、数え日といいます。
気忙しいこの頃にこそ、
一年の出来事を振り返り感謝の気持ちを胸に。
新たな一年の訪れが、皆様にとって輝かしいものとなりますように。
奥野 崇
年末年始の休業日のお知らせ
12月29日(水)〜1月4日(火)
冬を彩る赤い実といえば、南天でしょう。
薬用や観賞用として、平安時代に中国から伝来し
「難を転ずる」という語呂から縁起がいいとされてきました。
また古くは、枕の下に南天の葉を敷いて眠ると
悪い夢を見ない、という言い伝えも残っています。
薬効があり、縁起がよく、魔除けになる。
先人たちも、うんと大切にしてきた植物なのです。
奥野 崇
新嘗(にいなめ)とは、
新の嘗(にいのあえ)=ごちそうでもてなすこと
が変化した言葉です。
新嘗祭は
天皇が新穀を神に供え、自らも食する儀式のことで
太陽暦が採用されてからは11月23日と決められたそう。
また、昭和23年以降は「勤労感謝の日」として国民の休日にもなっています。
豊穣にも、勤労にも。
あらためて感謝する一日です。
奥野 崇
季節の移ろいを感じるこの頃。
夜の静かな時間、じっくりと実施図に向かい合う。
スタッフのいなくなった事務所で、ひとり音楽を聴きながら。
Remis Rančys – Pavėjui
ジャンルや地域を軽やかにこえて、心地よいサウンドスケープをつくりだす。
微かに漂う香りのように、その情景がうかんできます。
PURNAMASI YOGAMAYAのボーカルも素敵。
リトアニアから届いた音楽集です。
奥野 崇
お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
keep smiling!
奥野 崇
日本列島の西に停滞する台風の影響で
今週は、ぐずついた天気が続くよう。
予定していた撮影も泣く泣く順延となりましたとさ。
昔は台風のことを「野分」といいました。
野の草を分けるように吹く強い風、という様子を言い表したものです。
日本で台風という呼称と表記が定まったのは、1956年(昭和31年)のことだったとか。
なんとも割と最近の事なんですねぇ。
折角なら、ふうっと強い風で災いも吹き飛ばしてほしいものです。
keep smiling!
奥野 崇
夏を象徴する花、
向日葵(ひまわり)の異名は、日輪草(にちりんそう)。
"日輪"とは太陽のことです。
英語でもサンフラワー(Sunflower)
フランス語でもソレイユ(Soleil:太陽)。
日毎に強さを増す、夏の日差し。
青く深い空を背景に、
きらきら光るその姿は
まさに太陽の花、そのものです。
keep smiling!
奥野 崇