お知らせ

大切な一冊

今という時だからこそ、

手元にある活字に手が伸びます。

 

言葉という抽象的なもので、

世界を描き、情景をつくりだす。

ふわふわしたなかを独りで漂う感覚が、小説の好きなところ。

火山のふもとで 松家仁之

 

軽井沢を舞台に、

設計事務所に勤める僕と、その事務所を主宰する先生、同僚たちとの物語。

自然の中の静かな環境で紡がれる、

先生のぬくもりに満ちた言葉の数々にじんわり。

 

大切な一冊です。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2020.3.8

まなざし

誰かと分け合いたい。

 

NHKスペシャル「食の起源」の番組内での言葉です。

ご飯、塩、油、お酒、美食、というテーマをもとに全五回に渡って、

人類の進化をたどり、"理想の食"を考えるというもの。

 

"理想の食"を考えていく中で、

いろんな成分に焦点があたっていきますが、最終的に取り上げたのは共感。

 

美味しい、とは

ひとりで感じるものだけでなく、誰かと共有することでより高まるもの。

楽しかった思い出や経験もそれに含まれ、加味される。

 

共に生きることで、喜びも増す。

人類はそうすることで、弱さを補い、進化してきた。

落ち着かない"今"という時に、出会えてよかったなと思いました。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2020.2.26

手帳と習慣

今年から手帳を変えました。

 

いわずもがな知られる「ほぼ日手帳」へ。

糸井重里さん率いるほぼ日が手掛けるものです。

新たな年になり、はや一ヶ月と少し。

ようやくうまく付き合えるようになってきたところ。

 

新たな習慣ができました。

それは、毎日を記すこと。

この手帳には月間、週間とあわせて一日単位のページがあります。

方眼だけが用意されていて、あとは自由。

365日ありますから、結構なボリュームです。

何も使わないのはもったいない気がして

僕は日記のように日々のことを書きとめています。

 

そこに、ひとつだけのルールをつくりました。

「今日は〜」から始めないこと。

出来事の記録ではなく、そのときの自分の目線を言葉にしよう。

 

かつての手帳は、「これから」のためだけにありました。

新たな習慣によって、「いま」を記すようになり、

その積み重ねは、「これまで」であるとも言えます。

 

 

手帳が変わる。

そのことをきっかけに、習慣ができて、日々が少しづつ変わっていくのだろう。

じわじわ少しづつ、というのが肝。

 

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

category : お知らせ | posted at 2020.2.12

経年変化

氷見のパン工房へ、半年ぶりに再訪。

まあるい衝立に鉄錆が満遍なく行き渡り、

当初思い描いた姿にようやく落ち着きました。

 

素地であること。

あるがまま変化すること。

惹かれます。

 

 

keep similing!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2020.2.8

お知らせ

下記のウェブサイトにて最近の仕事が紹介されています。

 

Arch Daily (English)

多度津の家

多度津の茶室

ブドウ棚のある家

氷見のパン工房

城西のマンション(改修)

 

見学館(台湾)

多度津の家、多度津の茶室

 

designboom (English)

多度津の家

多度津の茶室

 

category : お知らせ | posted at 2020.1.22

地鎮祭

しんと冷たい空気のなか、

今治市にて二つの住まいの地鎮祭。

高橋の家

玉川の家

 

 

冬って静かな季節です。

 

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2020.1.12

日日是好日

休暇の最後にみました。

お茶を通じて、ゆっくりゆっくりと変わっていく主人公を描きます。

 

「なんでもない毎日の繰り返しこそ、素晴らしいのかもねえ」

とは、お茶の先生役の樹木希林さんの言葉。

 

季節や天気、匂いや音など。

日々の小さな気付きを、愛おしくおもえる。

あたたかい映画です。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2020.1.6

迎春

category : お知らせ | posted at 2020.1.1

年末のご挨拶

今年最後のメール送信を終えました。

 

多くの方々からの信頼とお力添えを頂き、

一年を通じ建築に向き合い続けることができました。

本当に本当に、ありがたいことです。

 

時に目を伏せたくなるような、人の感情や欲望。

建築は、所詮人が創るものではあるのだけれど、

どうか透き通った存在でいてほしい。

地球の永い歴史にまなび、自分の立ち位置を自覚する。

謙虚に。

 

どうぞ幸多き初春をお迎えくださいませ。

 

 

奥野 崇

 

 

 

※奥野崇建築設計事務所は、12月30日~1月5日まで冬季休業となります。

category : お知らせ | posted at 2019.12.29

piano

ふわふわ落ち着かない日々も過ぎ

いよいよ年越しへと向かうこの頃。

 

ひとり深く考えるときは、いつもピアノを聴きます。

静かにも、激しくにも捉えられる。

その振れ幅に心惹かれるのかもしれません。

 

yoko komatsu : cosui

ピアニストである小松陽子さんによる素晴らしいアルバム。

最近はこればかり聴いています。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2019.12.27
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