静けさの中

国東半島、両子山の西。

 

 

淀みのないラインと、澄み切った立ち姿。

富貴寺 大堂

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2019.6.27

イスラエルの旅4 ヨルダン遠征とテルアビブ

イスラエルを巡る旅の途中。

隣国のヨルダンへも足を伸ばしました。

フライトの途中、機内から。

一面に広がる砂漠。砂煙によって、地面と空の境界線が曖昧に。

赤い大地。

どこまでもどこまでも続く、とにかく広大な砂と岩の景色。

写真真ん中下の黒い影が人のサイズです。

アカバ周辺の町。

山や土の色と、建築の色が近しい。

ペトラ周辺では、ナバティア人によって紀元前から紀元後700年頃まで栄えた遺跡を多く見ました。

岩をくり抜いて建築をつくる。大地と建築が境なく、ひと続きにあります。

時に摂氏50度を超えることもあるんだそう。

気候も風景も色も。世界はいかに多様であることか。

 

 

イスラエルに戻り、クライアントと合流し敷地のある町、ゲデラへ。

エルサレムから車で約30分の静かな住宅街。

約1200㎡の敷地に、住宅と庭を整えます。

この日はクライアント宅へ宿泊。

 

 

最終日は、約80年前のバウハウス建築が数多く残る、イスラエル第二の都市テルアビブへ。

移民によって大きく膨らんだ街で、

各地からの移民とともに、そのアイデンティティーを確立するかのごとく

様々な新しい建築スタイルが持ち込まれます。

その姿は「白い都市」とも呼ばれ、世界遺産にも指定されています。

市内中心のバウハウスセンターで簡単なレクチャーを受け、ガイドマップを手に見て回ります。

ちょうど休日で、街に住む人々と建築の幸せな関係も。

アート活動も盛んな土地柄で、生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。

 

 

 

歴史、宗教、人種、文化、軍事、気候風土、植生、国民性。

様々な背景が複雑に混ざりながら、今のイスラエルはあります。

現地で、見て聞いて触って感じて。

改めてその多様さと複雑さを知る。

今回も旅先でのスケッチをページにまとめました。

ご笑覧ください。

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2019.6.23

イスラエルの旅3 死海とマサダ

高い塩分濃度で人が浮かぶことで知られる、死海。

海抜マイナス400mと世界で最も低い位置にあります。

幻想的な風景。

年間降水量が100mm以下と乾燥した地域にあり、

砂煙によって対岸のヨルダンが霞んで見えます。

 

そのほとりにあるのは、

ローマ軍におわれたユダヤの民約1000人が約3年半にわたり籠城したマサダ要塞。

約2000年前の逸話と共に、今も遺跡として残っています。

女性2人と子供5人を残し、

ユダヤの尊厳を守るべく、ここで自ら死を選びました。

 

「マサダは二度と陥落させない」

 

悲しい記憶と共に、

ユダヤ人のアイデンティティーの象徴でもあるとのこと。

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2019.6.16

多度津の家・多度津の茶室、全工事の竣工

母屋である多度津の家の引き渡しから、はや半年。

多度津の茶室、庭工事を含む、全工事の竣工となりました。

初々しい緑。

撒き苔もまだまだこれからといったところ。

後は梅雨入りと、植物の根付きをまちます。

 

既に生活を始められている母屋棟。

新しい暮らしにも、なれてこられたよう。

 

多度津の家(母屋棟)

多度津の茶室 (茶室棟)

設計監理:奥野崇建築設計事務所

施工  :株式会社 高陽建設

造園  :寿造園

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.6.11

氷見のパン工房、引き渡しから

「人との関わり合いを大切にしたい」

打ち合わせでの忘れられないお話し。

 

設計期間の途中、ご自身が大きな怪我をされ入院、リハビリの日々。

計画自体も中断を余儀なくされましたが、いつも朗らかでいらっしゃいました。

 

信頼関係とその責任。

設計、工事と、よいチームとほどよい緊張感に恵まれました。

いい空気感でした。

 

西条市氷見にて、工事を進めておりましたパン工房が無事お引き渡しです。

建築という内部空間の次は、引き続きお庭という外部空間を整えます。

 

通常、私たちの事務所は完成にあわせた内覧会は行いません。

住まいの設計がほとんどの私たち。

住宅の場合、内覧会の意図が、

そこに住まう建主さんのためではなく、つくり手側の都合にある気がするから。

 

こちらの工房はパンのお教室がメインでの運営となります。

「お世話になっている生徒さんやご友人にお披露目をしたい」

との建主さんの声には、もちろん、とお答え致しました。

 

7月の上旬のころ、

一般の方にもひろく見て頂ける内覧会を行う予定。

詳細はまた改めてお知らせ致します。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.6.7

桑原の家 地鎮祭

桑原の家、晴れの良き日に地鎮祭。

 

建主さんの気持ちの良い挨拶が、心に残りました。

ひとつひとつの積み上げを大切にします。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.6.3

イスラエルの旅2 エルサレムと色彩

「黄金の街、エルサレム」

そう評されることもあるんだそう。

 

 

エルサレムとその近郊の建物のほとんどは、エルサレムストーンと呼ばれるピンクベージュの石灰岩でつくられています。近くでとれる豊富な石材資源と、雨の少ない気候が背景にありますが、どこかやさしい雰囲気を纏います。

その色合いが人肌に近いものを感じるからでしょうか。

 

石は壁だけでなく、道にも使われており、柔らかい性質のため表面が削られ艶がでるほどに。

明るい色に加えて、反射率の高さから街全体が本当に明るい。目が痛くなるくらい。

 

特に夕方の光は幻想的。

艶のある床面はきらきらと輝き、凪の水面をみるよう。

「これはすごい」と声がでました。

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2019.6.2

イスラエルの旅1 エルサレムと宗教

エルサレム。

永く、深く、そして複雑な過去と今を抱える街。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が、小さな旧市街の中で目と鼻の先で犇めき合っています。それぞれのルーツを辿れば近接の理由も理解できますが、ここがいかに特別な場所であったかが伺い知れます。

 

今回の旅では、特にユダヤ教とキリスト教の聖地を巡りました。(イスラム教の聖地、岩のドームは一部入場規制中)

 

 

 

「嘆きの壁」

かつてユダヤ教の神殿が建っており、ローマ軍に破壊されたのが西暦70年。

そのとき部分的に残ったのが神殿を囲む西側の外壁で、ユダヤ人の聖地となっています。

神と対話する信者達は、石の隙間に紙にかいたメッセージを差し込みます。

独特な格好をした男性は、ユダヤ教の戒律を守り生活をしている、正統派と呼ばれる人々。

 

 

 

「ヴィア・ドロローサと聖墳墓教会」

イエスが処刑まで一歩一歩進んだ足跡を追走するヴィア・ドロローサと、

それのクライマックスの舞台となった地にある聖墳墓教会。

教会の中には十字架をたてたとされる跡や、香油を注がれた石盤、イエスの墓などが今も残っています。

キリスト教においてとても重要な聖地。

 

 

 

歴史や宗教、人種など複雑で難しい問題を内包した街のなかで、

それはそれは、美しい光に出会いました。

 

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2019.5.31

イスラエルの旅 はじめに

約一週間のイスラエルの旅。

 

そこで見て感じた、気候風土や文化、宗教や歴史、そして人々。

一連を反芻するように、振り返ってみようと思う。

 

※写真:ユダヤ教の聖地、嘆きの壁

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2019.5.25

お知らせ

明日から約一週間、イスラエルへ。

エルサレム近郊で計画中の住宅打合せにあわせて、宗教建築を見て廻ります。

 

奥野からの返信には、少しお時間を頂く場合があります。

もしお急ぎの場合は事務所まで連絡をお願いできれば、スタッフにて対応させて頂きます。

 

誠に勝手ながら、ご理解、ご容赦の程宜しくお願い致します。

 

 

奥野崇 建築設計事務所

category : お知らせ | posted at 2019.5.15
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