けたたましいほどの蝉の声。
今日の松山は35℃。
突き抜ける、ゆらぐほどの暑さ。
現場での作業に勤しむ職人さんには、本当に頭が下がります。
強い陽射しに照らされた
生い茂った草むらの近くでは
むせかえるような熱気を感じることがあります。
これを「草熱れ(くさいきれ)」と呼びます。
炎天下では草の表面が
気温よりも5度ほど高くなってしまうそうで、
温度を下げようと、自ら大気中に水分を蒸発させはじめます。
それはまるで人がかく汗のよう。
厳しい夏空の下、
たとえ物は言わねど、じっと耐え凌んでいるのですね。
keep smiling!
奥野 崇