「黄金の街、エルサレム」
そう評されることもあるんだそう。
エルサレムとその近郊の建物のほとんどは、エルサレムストーンと呼ばれるピンクベージュの石灰岩でつくられています。近くでとれる豊富な石材資源と、雨の少ない気候が背景にありますが、どこかやさしい雰囲気を纏います。
その色合いが人肌に近いものを感じるからでしょうか。
石は壁だけでなく、道にも使われており、柔らかい性質のため表面が削られ艶がでるほどに。
明るい色に加えて、反射率の高さから街全体が本当に明るい。目が痛くなるくらい。
特に夕方の光は幻想的。
艶のある床面はきらきらと輝き、凪の水面をみるよう。
「これはすごい」と声がでました。
keep smiling!
奥野 崇