週末土曜の夜は、つのだたかしさんのリュート演奏会へ。
ギャラリーリブアートでの染色家・望月通陽さんの個展にあわせて企画されたもの。
望月さんの作品の中でも一番の思い出は、小屋場只只さんでのこと。
部屋の片隅にかけられた陶板。それに描かれた絵に、一瞬で虜となったのでした。
後から聞くとそれは内田鋼一さんとの合作だったとか、なかったとか。
望月さんの作品に、時空をこえて、神話やおとぎ話の世界を見たような気がするのは私だけでしょうか。
つのださんのリュートの音色も素敵で。
主に16〜17世紀の楽曲と共に、ユーモアに溢れたお話。
望月さんの作品ともぴったりで、共演しているようにすら感じました。
氏の人間的魅力が滲み出る、こぢんまりとした心地よく幸せな演奏会。
会場には建築家の中村好文さんのお姿も。
聞けばお二方とはもう随分長いお付き合いなんだとか。
納得。どおりで、皆さん空気感が似てらっしゃいます。
人生初?のサインを望月さんから頂きました。
嬉々として踊るような文字のならび。
じんわりあったかい夜の時間でした。
keep smiling!
奥野 崇