2018年11月

沖縄の建築から学ぶこと

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底抜けにきれいな海や空。
 
歩んできた歴史や、毎年の猛烈な台風など
厳しい環境の中、育まれてきた沖縄の建築文化。
それには、そこに住む人々の苦労と失敗の積み重ねから
徐々に形作られたことを肌で感じました。
 
環境に対して謙虚に、素直である。
気候風土への無理のない順応が、沖縄の建築の魅力であろうと思います。
 
と同時に、四国・愛媛の私達はどうか。と考えてしまいます。
その穏やかな気候のためか、
時に傲慢に「何でもできる」と思ってしまいがちです。
建築とは長い年月の間あり続けますから、
見せかけではいつか耐えられなくなります。
 
古い建物が魅力的なのは、
人間の力を過信せず、謙虚に小さな工夫を積み重ねた姿だからかもしれません。
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沖縄でもニュータウンと呼ばれるところでは、
過去の建築とは縁遠いものがたくさん建ってありました。
それは愛媛も同じこと。
 
生活スタイルの均質化や、建材の技術開発によって
空間性のみが取り沙汰されるこの頃。
今一度、じっくりと考えてみたいと思います。
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沖縄の旅のスケッチと写真をまとめてみました。
こちらからご覧になれます
 
 
keep smiling!
奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2018.11.20
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