喫茶 穀雨(リノベーション)
"今ここで生きる、私たちの想う”いい”を実践・表現する場所をつくりたい"
住まいの空間づくりに関わってきた私たちが、暮らすように働くをテーマに、築35年の民家を一年かけてフルリノベーション。私たちのオフィスと併設する形で、月に一度だけ開店する小さな喫茶として2023年4月(穀雨の頃)に扉を開けました。
「喫茶 穀雨」と名付けられたその場所は、これまで世界各地で収集してきた小物や器、家具から古物はもちろん、季節や空間に馴染む音景の選定まで、私たちの美意識で満たされています。
移り行く季節のグラデーション、ゆたかに芽吹く樹々や草花、刻々とうつろう光と陰。幾星霜繰り返されてきたであろう、儚くも美しい森羅万象の一片を、茶や菓子を通じて共有したい。それは、時の移ろいを味わうようなもの、ともいえるかもしれません。
空間や庭は常に手が加えられており、現在進行形で改変され続けています。つくることのすぐそばにいたい、と自らの手を動かしながら木・金属・石・ガラス・焼物・植栽などの職人や作家との協働は今も続いています。
※宿泊施設・飲食店・その他の各種店舗などのディスプレイやコーディネートのご依頼についても承っております。