外壁の板張工事は、ほぼ完了。
目板打ちの大和張り、より一層の雨仕舞としました。
内部では、家の基礎体力ともいえる断熱・気密工事が進行中。
木材による気密シート押えは、
将来にわたる信頼性を担保しながら
外壁面において電気配線ルート確保の役割も担います。
コンセントの設置によって、断熱材が欠けてしまうことを防ぐ工夫です。
外皮平均熱貫流率(Ua値) : 0.40 W/㎡・K
静謐な空間をつくるため。
数値をひとつのものさしとして、
よき感覚へと導きたい。
keep smiling!
奥野 崇
全ての工程を終え、最終の確認へ。
環境、人、建築、庭、家具。
それらを仲良く調和させるということが、
設計なんだろうと思います。
keep smiling!
奥野 崇
宮島の対岸で進めてきた「大野妹背の家」へ。
建築検査機関の完了検査を無事終えました。
思えば、長期に渡る仕事となりました。
建築への造詣が深いご夫婦をはじめ、多くの工事関係者の方々。
松山に竣工建物の視察に来てくださったのも、昨日のことのよう。
たくさんの人の縁に恵まれました。
翌朝、
この地域の暮らしの音で目が覚めます。
舟のモーターの低い振動音、定期的に響く仕掛けを撒く音。
今日で一段落。
神の島の朝焼けを眺めながら、
その美しさに、少し淋しくもなりました。
keep smiling!
奥野 崇
建築の工事は一区切り。
棟梁の手仕事である籐巻の柱も、すっかり馴染んでいます。
内と外の境界部分である窓まわりは、
日射・光量・視線・透け具合を調整できるよう
納まりには心を砕きました。
引き続いては、選定した家具の搬入と、庭の工事となります。
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奥野 崇
来住町の家では、ロクロ抜きの丸柱へ籐巻きが始まっています。
棟梁の大工さんによるもので、
最後の締めにと、文字通り腰を据えて取り組んで下さいました。
籐(ラタン)はこのところよく使う好きな素材で、
多くは椅子や家具などに多く用いられているもの。
固い印象の建築が、どこか柔らかくなるような気がして、
人と建築の距離感がぐっと近しくなります。
木に纏わることだけが大工さんの仕事ではありません。
見えないところに込められた知恵と工夫。
できあがりの姿を、どうぞお楽しみに。
keep smiling!
奥野 崇
現場の工事も小休止。
無事、建築の引き渡しを終えました。
中庭に面する溜まりの空間には、造り付けのベンチソファを用意。
ほどよく調整された光の分量は、とても心地よくありました。
引き続いては、外まわりを整えます。
keep smiling!
奥野 崇
広島県廿日市市の現場へ。
空間の抑揚がみてとれるように。
あと少し。
整えてゆこう。
keep smiling!
奥野 崇
マンションのワンフロアを全面改修する仕事。
三連休の最終日に撮影。
明から暗のグラデーションを内包する、凛とした空間となりました。
さらっと乾いた、マットな空気感が、写真でも表現できればいいな。
keep smiling!
奥野 崇
引き渡しから一年を経ました、多度津の家/母屋棟へ。
建築も樹木も、少し落ち着いてきたでしょうか。
11月上旬の茶室開きにあわせ、
別棟の茶室棟も含めて、一連の撮影となる予定です。
keep smiling!
奥野 崇