昨日の暴風雨から一転、最高の撮影日和となりました。
余戸の家を、
建築写真家の小川重雄さんに撮影いただく機会に恵まれました。
著名な建築家との仕事も多く、それはそれは美しい光を撮影されます。
建主さん、造園家の越智さんはじめ
関係の皆様のありがたいご協力の上に、不足ない現場となったかな、と。
できあがりがなんとも待ち遠しいところ。
※ひとまずは奥野事務所撮影の下手な写真ですが。
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奥野 崇
会津町の家、週末に無事建て方を終えました。
お餅まきも盛況。
良き日を親しい方や地域の方と迎えられ、建主さんの表情も朗らかでした。
柊の家。
仕上げ工事へむけて、大工さんの作業が進行。
空間全体が見えはじめ、細かな調整を重ねます。
施工の西渕工務店の監督さん、職人さんの踏ん張りには頭が下がります。
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奥野 崇
会津町の家、建て方前の最終木材加工確認へ。
外部廻りの木製建具や枠材、はめ込みのガラスなど
原寸図を見ながらの最終調整です。
土間付の座敷のある家。
住まいの中で、特別な場所として設定されたところ。
古きに学び、矛盾のない空間としたい。
「お餅まきのお知らせ」
会津町の家は
4月24日(日曜)17時から、建て方にあわせて
お餅まきを行います。
場所は、JR三津浜駅近く、セブンスター三津店の北東すぐのところです。
ご近所の方はどうぞお越しくださいませ。
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奥野 崇
午後の合間に、新緑の余戸の家へお伺いしました。
コの字型の建物で、中庭を囲む構成。
土間サロンには、気持ちの良い光が。
断熱ロールスクリーンは、もみじの影を写しとります。
流れのある、小庭。
水の音によっても癒されます。
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奥野 崇
直接体で触れて、暮らしに寄り添う家具。
奥野事務所では、家具の存在を建築の設計と同様に重要と考え、
家具の選定についても、設計作業の延長線上として関わらせて頂いております。
柊の家の建主さんと、いつもお世話になっている高松 中村谷さんへ。
実際にさわってみて、座ってみることは必須。
デザイン・素材によって特性を踏まえ、使い勝手をアドバイスさせて頂きながら、
実際に座ってみて理屈抜きに「これ好き」という感覚を大切に。
納得いく選定ができたかな、と思います。
一方現場では外壁の仕上げ工事開始。
自然素材を原料とした、劣化や退色の少ないシラスそとん壁にて。
ベージュがかった色合いは上品な雰囲気で、とても綺麗。
細かな納まりや、それぞれの寸法、色合いが紡ぎあい
柊の家がもちうる空気感、があらわれてきたように思います。
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奥野 崇
気持ちの良い青空の下、
会津町の家の地鎮祭。
リビング、ダイニング、キッチンの主な居室でL字に庭を囲みます。
隣地にあるご実家との繋がりも計画の要点となりました。
秋祭りの時期の竣工を目指します。
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奥野 崇
ぐっと気温が下がりました。
柊の家では、セルロースファイバー断熱材施工のはじまり。
断熱、吸音、調湿に優れた断熱材で、環境負荷の低減にもつながります。
内部シート貼りを経て、吹き込みとなります。
一方、大工さんの枠材加工も進みます。
外部木枠も多いため、
雨仕舞や納まりについて、原寸図にて詳細な打ち合わせを重ねました。
同時に組みあがる枠材を現場でみながら、
寸法の気持ちよさ、を改めて心に問うてみる。
丈夫さ、と美しさ、は不可分であると思います。
現場監督の車の荷台に乗ってやってきた、小さな応援団。
みんなの笑顔も運んできてくれました。
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奥野 崇
かねてより工事をしておりました、余戸の家。
キリッと冷えた今日、無事お引渡しを終えました。
玄関から続く、大きな土間サロンが特徴的な平屋の住まい。
食品庫、台所と土間のまま続きます。
現代の農家住宅、といったところでしょうか。
冬の冷え込み対策として埋設型の床暖房も敷設しています。
料理、を暮らしの中心に据えられておられる方の器として、
地域に根ざした、関わり、を大切にされている方の器として、
この住まいが、いきいきとした暮らしを包むことを願います。
天井高1800mmの書道スペース
大きなガラス面におりる断熱ロールスクリーン
土間のまま使える来客用手洗い
ミストサウナ、打たせ湯、ブローバス付の浴室
植栽工事中の中庭をみる、土間サロン
もみじの押し葉を和室の明かり天井へ。
もみじの季節に、もみじ建築さんがつくった想い出として、設計者のあそび。かわいらしい仕上り。
工事関係者の方の「もうひと手間」の結晶のような建物となりました。
幸せな限りです。
設計監理:奥野崇 建築設計事務所 担当 奥野 崇・倉本 正子
工事 :株式会社 もみじ建築 担当 窪田 法秀
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奥野 崇
来週にはお引渡しとなります、余戸の家へ。
工務店さんや職人さんはお休みのようで静かな現場。
ゆっくり眺めていると
ひとつひとつのディティールに、職人さんとのやりとりがおもいだされます。
美しいように、使いやすいように、丈夫なように。
今、私達のできる精一杯の想いを詰め込みました。
仮美装を終えて、建具搬入・調整を待ちます。
続けて、造園工事も開始。
今回は建主さんのご指定もあり、創造園・越智さんの仕事です。
水を使った庭となり、なんともたのしみ。
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奥野 崇