歩き遍路道沿いにある、私たちのオフィスと喫茶。
45番札所の岩屋寺と46番札所の浄瑠璃寺との間には
急峻な三坂峠を貫く、徒歩のみ通行可能な久万街道という旧道が
現在も遍路道として残っています。
それは、1892年(明治25年)に国道33号線が完成するまで
人々の行き交う、主要な生活道であったものです。
エンジン音のない静かな世界。
垣間見える風景や
新緑の樹々のひとつひとつに目をとめながら
濃密な時間を過ごしました。
お薦めの体験です。
奥野 崇
週末の開店にむけて、空間の設えをあらためています。
1階の飾り台は、枯れた木柱をそれに見立てました。
外の土庇とも連続性があって、今のところ気に入っています。
実はこの木柱、喫茶の改修工事の際にあまった柱の端材。
工事から今までのおよそ3年間、屋外で陽や雨風にさらして育ててきたもの。そろそろかな、と室内に連れてきてみました。
モノが自然に還っていく過程の、枯れゆく姿。
人間の都合では真似することのできない、
どこかさみしさを纏うその様子に、私は惹かれてしまうのです。
奥野 崇
※宿泊施設・飲食店・その他の各種店舗などのディスプレイやコーディネートのご依頼についても承っております。
厳寒期のお休みを経て、今年はじめての開店です。
※満席となりました
自分たちの想う”いい”を集めてみる。
茶|菓子|器|古物|音景|空間
[日程]
3月9日(日)
10:30~、13:30~
予約の受付開始
2月10日(月)20:00~
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所
私たちの美意識を表現する場所。
空間から植栽、設えまで、
そのほとんどを自分たちの手で行いました。
建築設計の枠を越えて、
空間から時間、茶・菓子から器にいたるまでを
私たちなりの審美眼で調律してみようとする、総合芸術としての実験の場です。
かねてよりご案内をしておりました、喫茶 穀雨の特設ページができました。
この取り組みに込めた想いをまとめています。
どうぞ、ご高覧くださいませ。
なお、開店日など一切のお知らせについては、下記のInstagramページを参照くださいませ。
―本文より―
移り行く季節のグラデーション、
ゆたかに芽吹く樹々や草花、
刻々とうつろう光と陰。
幾星霜繰り返されてきたであろう儚くも美しい森羅万象の一片を、
茶や菓子を通じて共有したい。
それは、時の移ろいを味わうようなもの、ともいえるかもしれません。
奥野 崇
喫茶 穀雨、9月の席
ご参加頂いた皆様のおかげで、満席のなか無事に終えることができました。
本当にありがとうございました。
10月はお月見の席にて思案中。
開店日など詳細は追ってお知らせします。
9月の菓子
白餡のチーズケーキ(器:加藤 かずみ)
和梨と生姜の流し菓子(器:福村 龍太)
季節の果物 烏龍茶ゼリー寄せ(器:野口 悦士)
9月の茶
釜炒茶(宮崎県五ヶ瀬町)
和紅茶(岡山県高梁市)
香片茶(台湾)
新生姜のピンクエール(自家製)
お付きの菓子
すだちの水滴、玉蜀黍茶
音景
橋本 秀幸 home(2014)
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所
私たちの想う”いい”を集めてみる。
茶|菓子|器|古物|音景|空間
9月の喫茶開店日のお知らせです。
市内から車で20分のショートトリップ。
夏の終わりの良き一日となりますように。
[日程]
9月15日(日)
10:00~15:00(LO14:30)
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野 崇
自分たちの想う”いい”を集めてみる。
茶|菓子|器|古物|音景|空間
8月の喫茶開店日のお知らせです。
市内から車で20分のショートトリップ。
夏の終わりの良き一日となりますように。
[日程]
8月25日(日)
10:00~15:00(LO14:30)
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所
月に一度、日曜だけ開店する喫茶をはじめて一年。
少しずつ、ですが
私たちなりのお迎えができるようになってきた気がしています。
七月の席は、ほんの少しチャレンジを。
これまでのような完全予約制の二時間コースではなく
予約なしのご来店も可能な
ちょっとカジュアルな一日にしてみようと思います。
市内から車で20分のショートトリップ。
良き夏の一日となりますように。
[日程]
7月14日(日)
10:00~15:00(LO14:30)
[駐車場について]
5台分あります。
できるだけ乗りあわせでお願いします。
車がいっぱいのときは、入店頂けない場合もあります。
詳しくは、
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所