
今年から手帳を変えました。
いわずもがな知られる「ほぼ日手帳」へ。
糸井重里さん率いるほぼ日が手掛けるものです。
新たな年になり、はや一ヶ月と少し。
ようやくうまく付き合えるようになってきたところ。
新たな習慣ができました。
それは、毎日を記すこと。
この手帳には月間、週間とあわせて一日単位のページがあります。
方眼だけが用意されていて、あとは自由。
365日ありますから、結構なボリュームです。
何も使わないのはもったいない気がして
僕は日記のように日々のことを書きとめています。
そこに、ひとつだけのルールをつくりました。
「今日は〜」から始めないこと。
出来事の記録ではなく、そのときの自分の目線を言葉にしよう。
かつての手帳は、「これから」のためだけにありました。
新たな習慣によって、「いま」を記すようになり、
その積み重ねは、「これまで」であるとも言えます。
手帳が変わる。
そのことをきっかけに、習慣ができて、日々が少しづつ変わっていくのだろう。
じわじわ少しづつ、というのが肝。
keep smiling!
奥野 崇

氷見のパン工房へ、半年ぶりに再訪。
まあるい衝立に鉄錆が満遍なく行き渡り、
当初思い描いた姿にようやく落ち着きました。
素地であること。
あるがまま変化すること。
惹かれます。
keep similing!
奥野 崇
下記のウェブサイトにて最近の仕事が紹介されています。
Arch Daily (English)
見学館(台湾)
designboom (English)
しんと冷たい空気のなか、
今治市にて二つの住まいの地鎮祭。

高橋の家

玉川の家

冬って静かな季節です。
keep smiling!
奥野 崇

休暇の最後にみました。
お茶を通じて、ゆっくりゆっくりと変わっていく主人公を描きます。
「なんでもない毎日の繰り返しこそ、素晴らしいのかもねえ」
とは、お茶の先生役の樹木希林さんの言葉。
季節や天気、匂いや音など。
日々の小さな気付きを、愛おしくおもえる。
あたたかい映画です。
keep smiling!
奥野 崇

今年最後のメール送信を終えました。
多くの方々からの信頼とお力添えを頂き、
一年を通じ建築に向き合い続けることができました。
本当に本当に、ありがたいことです。
時に目を伏せたくなるような、人の感情や欲望。
建築は、所詮人が創るものではあるのだけれど、
どうか透き通った存在でいてほしい。
地球の永い歴史にまなび、自分の立ち位置を自覚する。
謙虚に。
どうぞ幸多き初春をお迎えくださいませ。
奥野 崇
※奥野崇建築設計事務所は、12月30日~1月5日まで冬季休業となります。
ふわふわ落ち着かない日々も過ぎ
いよいよ年越しへと向かうこの頃。
ひとり深く考えるときは、いつもピアノを聴きます。
静かにも、激しくにも捉えられる。
その振れ幅に心惹かれるのかもしれません。

yoko komatsu : cosui
ピアニストである小松陽子さんによる素晴らしいアルバム。
最近はこればかり聴いています。
keep smiling!
奥野 崇

あらたな住まいの現地確認に、名古屋へ。
敷地に初めて訪れた時の印象は、大切にしています。
もちろん、季節や時間をかえて何度もみますが、最初のそれはとてもピュアなもの。
背に寺院の森を抱え、前には穏やかな池が。
車通りも少なくて、遊歩道のよう。いいところです。
背山臨水、というと少々大袈裟でしょうか。
keep smiling!
奥野 崇