「長浜の家」が
木の建築賞、上位20選に選ばれたとの連絡がありました。
10月11日には山口にて、審査員の方々を前にプレゼンテーションを行います。
泉幸甫さんを委員長として
横内敏人さん、三澤文子さんなど錚々たるメンバー。
―今、どのような木の建築をつくるのか―
日本の木の建築の重鎮を前に、
大きなテーマですが
想いを自分らしく伝えてこようと思います。
keep smiling!
奥野 崇
今年から日建学院にて、1級建築士の製図試験の講師をやっています。
人に「教える」ということは私にとって初めての経験。
今日までに4回の講義を終えましたが「教える」というのは
なかなかおもしろい事だなあと実感。
自分の中で何となくの感覚でやっていた私的なことを、
他人と共有できるところまで整理して、言葉にかえて伝える。
またそれを、リアルタイムに反応を見ながら
その場で順番を入れ替えたり、言葉を変えたりして臨機応変に対応していく。
私的な思考プロセスを客観視して、整理、言葉に翻訳して、より伝わるよう話す。
こんな感じです。実は私のほうがためになってたりして。。。
とにもかくにも、
10月の本試験での奥野クラスの全員の合格こそが目指す結果。
奥野クラスの皆様、絶対に頑張りましょう!
Keep smiling!
奥野 崇
愛媛経済レポートの記者、田中さんが
同誌の人物取材にと事務所にきてくださいました。
以前、notesの取り組みを取り上げて頂いたことをきっかけに
今回は私の来歴についてのことでした。
取材後、話題は田中さん自身のことへ。
自転車が好き、小説が好き、な氏は
自転車メーカーを経て、現職の記者になられたとのこと。
今でも自転車を組み立てる事もあり、4台を所有しているし
小説については「オタクなんです」と。
好きこそものの上手なれ、とはよくいったものですが、
「努力をしてきた」なんて感覚ではなく、
きっと「没頭してきた」んだろうなあ。
普通にやってれば気にならないような細かいところまで
どんどん掘り下げて、こだわってしまう。
それをやっているとき、はなしてくれるとき人はたいていキラキラしているもの。
どんな業界であれ、オタクな方にお会いすると嬉しくなります。
keep smiling!
奥野 崇
松山市内にて設計中の7戸のアパートメントの打合せの為、
双海の共栄木材さんへ。
素晴らしい環境の中にある仕事場。
自社で設計施工された工場が並び
木材の変色が周辺の景色となじみます。
木材加工の様子も見学させていただき
ネイキッドでカッコイイ建物。
打合せを終えた後、
「ここの絶景にお風呂をつくりたい!」との話しで盛り上がりました。
人工物のまったくない環境の中につくるお風呂ってどんながいいだろうね、と。
お風呂ときくだけでもってしまう、ある種の先入観ごと
一度考え直すところからはじめる必要がありそうです。
keep smiling!
奥野 崇
チェコ共和国のインターネット総合情報サイト Novinky.cz に
長浜の家の特集記事が掲載されました。
閲覧はコチラから。
このところ海外の編集者からの問い合わせが多く、ありがたいこと。
現在アメリカを拠点とする出版社から、2015年発売予定の書籍の掲載相談も頂いております。
グローバル時代だからこそ、和風という日本の建築に注目して頂けるのか。。。
これからも、自分達の見つめるものを大切に「本当」をつくっていきます。
keep smiling!
奥野 崇
プランを考えるときは、平面の計画とイメージの手書きスケッチを並行して進めていくのが、私のやり方。
全てが決まってからかくのではなく、かきながら考えるといった感じ。
ここは少しさみしいなあ、ここはもう少し光が欲しいなあ、とインテリアも同時に進めます。
いろいろなやり方はあると思いますが、私はこの方法がしっくりきます。
keep smiling!
奥野 崇
長浜の家のフォトブックが届きました。
今回、撮影頂いたのは東京を拠点にご活躍されております 相原 功氏。
故 西澤文隆さんらとの交流も深く、日本中の木造建築物を撮影されております氏。
ひょんな事から長浜の家を撮影して頂けることになり、
それだけでもあいがたい上に
その厳しい審美眼からみた貴重なご意見も。
嬉しいような、気が引き締まるような。
「これからもひとつずつ、しっかり続けていく事」
写真を見返しながら、そんな言葉を思い出しました。
keep smiling!
奥野 崇