2014年最後のメールの送信を終えました。
思えば、あっという間の一年。
おかげさまで特に、新しい出会いの多い年となりました。
来年はその出会いがカタチになっていく年となりそうです。
なんとも楽しみ。
年明け早々からは、新しいメンバーも加わります。
事務所の体制ももう少し整えて、学びの蓄積を大切にしていきたいところ。
素直に、強く。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
keep smiling!
奥野 崇
今月発売されました「百人百庭」に
建築設計を致しました、
長浜の家が掲載されています。
本誌は庭の専門誌で
作庭してくださった仙波太郎さんの仕事が紹介されています。
「庭の価値観を理解した建築家と
真摯な姿勢で庭に関わる作庭家との稀なる出会い」〜本文より
とご紹介くださいました。
日頃より、内部空間としての建築と、
外部空間としての庭との関係を大切にしながら設計をしようと考えていましたから、嬉しいお言葉です。
このところ全国の庭に関わる方々との交流がふえてきて思うのは
河原デザインアート専門学校の学生のみなさんに
住宅設計について、これからの働き方について
お話しさせていただきました。
講演、は普段の仕事や感じていることを、俯瞰し言語化するいい機会だなあ、と。
質疑応答の時間には、核心をついたものもあり
私のほうが本当に学ばせて頂きました。
ありがたいこと、です。
河原学園の富久さん、中村さん、津口さん。
ありがとうございました。
keep smiling!
奥野 崇
週末は催しが続きました。
22日土曜は共栄木材さん主催の木造建築講演会へ。
竹原義二さんと中村好文さんの講演、対談の会です。
内容はもちろんですが
歌うように話される中村さんと、たたみ掛けるように話される竹原さんの姿が
お二方をあらわしているようで、とても印象的。
実は、中村さんとは
notesに収録しております昨年のアマンダリでの滞在時に
ばったりお会いしていたのでした! ※赤ちゃんはうちの子供です
23日日曜は、
庭園協会主催のシンポジウム「庭と建築を考える」に参加するため
今治、朝倉にある創造園さんへと。
創造園さんは、初めてお邪魔させていただきましたが、
敷地内に点在する石の水の彫刻には無意識にも目が止まります。
その荒々しい表面とは別に、全体からは「優しさ」や「繊細さ」を感じます。
淡路の左官職人の久住章さんや、姫路の造園家の大北望さん、
もちろん創造園の越智さんらも参加されたこの会。
「左官を通じて、生きる喜びをつくりだしたい」とは久住さんの言葉。
越智さんとの最後にお話しの中から、
「自分の目でひとつひとつ確かめながらやってきた。今も新しい試みをやっている」とのこと。
今をもってなお、前進しようとする姿がとても印象的。
また、素敵な方々と忘れられない言葉達と出会えました。
私たちも、もっといい仕事をしよう。
Keep smiling!
奥野 崇
設計を進めるにあたり、奥野事務所ではスケッチを重要視しています。
空間のプロポーション、素材などを
描きながら検討するのが一つの方法になっています。
そのまま打ち合わせにも使用しますし、
スタッフとの意思疎通のツールとしても重宝します。
このスケッチは、現在実施設計中のお住まい。
松山市内にて来年中旬の竣工を予定しています。
Keep smiling!
奥野 崇
22日に高校生にむけて講演をしました。
県立松山工業高校建築科の皆さんにむけて、です。
この取り組みは「次世代を担う地域産業育成事業における匠の技教室」というのが正式な呼称。
地域の企業への理解を深め、地域企業で活躍できる人材の育成を図る、というのが学校から頂いた目的でしたが、講演の後半では
世界の高校生世代がどのような活躍をしているか、ネットの活用による仕事の仕方の変化など
これからの時代の働きかたの展望についてお話しさせて頂きました。
物事がどんどん変化する時代。
技術やテクノロジーはどんどん進化しますが
その仕事の中心には、「人を幸せにすること」を忘れないで活躍していってほしいものです。
keep smiling!
奥野 崇
去る10月11日に、山口県の宇部にて行われた
木の建築賞の公開プレゼンテーションにいってきました。
以前のブログ でも紹介しましたとおり
60を超える応募の中から「長浜の家」が上位20選に選ばれたためです。
諸先生に囲まれてのプレゼンで
「緊張してます」の第一声ではじめた私の時間でしたが
木造建築へのまなざし、
住まいを設計する際の決め事、
住まいづくり=繋がりづくり、といった自分の想いを説明させて頂きました。
質疑応答の際には委員の先生から
素材の選定、使い方、
全体のバランスや完成度について、お褒めの言葉を頂きまして、
一次選考会では各作品の設計者名を伏せての審査であり、
「長浜の家」は老練な設計者を想像していたのだけれど、、、
とのエピソードも聞かせて下さいました。
帰りの便の関係で最後まで会場にいることができず
委員の先生皆様とゆっくりお話しできませんでしたが
横内敏人さん三澤文子さんから、
「続けていればまた会えますよ」と言って頂き、
自分の仕事は全国に繋がっているんだなと実感。
これからも四国を中心にしっかりと、
木の建築の更なる高みを目指していこうと、強く想うのでした。
keep smiling!
奥野 崇
第10回木の建築賞
選考委員長 | |
泉幸甫 | 泉幸甫建築研究所・日本大学 教授 |
選考委員 | |
安藤邦廣 | 里山建築研究所 主宰・筑波大学 名誉教授 |
池田昌弘 | (株)Masahiro Ikeda School of Architecture 主宰 |
杉本洋文 | (株)計画・環境建築代表取締役・東海大学 教授 |
中谷正人 | 中谷ネットワークス 主宰・千葉大学 非常勤講師・千葉大学 特任研究員 |
速水亨 | 速水林業代表・(社)日本林業経営者協会 顧問 |
播繁 | 播設計室 代表 |
松井郁夫 | (株)松井郁夫建築設計事務所 所長 |
三澤文子 | MSD代表・京都造形芸術大学通信大学院 教授 |
南雄三 | 住宅技術 評論家 |
安井昇 | 桜設計集団一級建築士事務 代表 |
横内敏人 | (有)横内敏人建築設計事務所所長・京都造形芸術大学 教授 |
客員選考委員 | |
内田文雄 | 株式会社龍環境計画代表・山口大学大学院 教授 |
金子敦子 | 金子工務店 専務取締役・山口芸術短期大学 非常勤講師 |
先の週末に行われた、長浜の家での酒陶会。
約30名程の参加で、
こんなにも多くの方がここのお家に入っている様子をみて、なんだか感動。
「多くの家族、友人が集まる家にしたい」
いつか奥様が言われていたことを、思い出しました。
地域での祭事や、寄りあいが減っていき、人との繋がりが薄れているような気がする現代において
日常の暮らしを支えるのはもちろん
気の知れた仲間が集りたくなる場所が用意できたならば、とても嬉しいこと。
「繋がり」とはこのところのキーワードの気がします。
新しい出会いもありました。
それぞれの道を本気で進まれている方々です。
企画:酒乃さわだ、澤田 典康さん。
星月夜の大原めぐみさん。
酒蔵:内子の酒六酒蔵、武知 直之さん。
酒器:スギウラ工房 杉浦 史典さん、杉浦 綾さん。
自分の道をしっかりと、じっくりと。
keep smiling!
奥野 崇
新穀が収穫されて新酒が醸される月である酉の月。
日本酒を文化的視点で見つめ直し、より深く知り、大切に呑み継いでいこうという趣旨と目的をもつ、
「酒陶会」という取り組みのお誘いが届きました。
というのも、今年は 長浜の家 にて取り行われるとのこと。
個人宅での催し、粋ですね。
内子の酒蔵さん、
今回のお酒にあわせて焼いた酒器を用意される砥部の陶芸家さん、
お料理を用意くださる大洲の板前さんと
こだわりの方々を交えての愉しい会になりそうです。
keep smiling!
奥野 崇
和の住宅を特集した建築誌をパラパラめくっている中で
ふと目についた言葉。
「はったりのない美しさをめざしています」
はったりのない、とはなかなか深いなあ。
空間の在り方、素材そのもののこと、そしてそれらを調律する設計者自身のこと。
大きくみせるでもなく、小さくみせるでもなく
あるがままの中に見いだす美しさ。
揺るがない、一見弱いような強さ、をめざします。
keep smiling!
奥野 崇