先月にお引渡しを終えた、中野町の古民家改修。
待ちに待った家具搬入の日を迎えました。
発注からおよそ半年を経て、やってきたPK22。
ポール・ケアホルムが1956年にデザインしたもので、名作椅子です。
私自身は革張りのものしか見たことがなかったのですが、建主さんの最終チョイスは籐張り仕様。
畳の上に置いても涼しげでよく似合います。
その他、ダイニングチェアもすべて揃いました。
全部一緒もいいけれど、いろんな椅子があるのも楽しくて良し。
暮らしに彩りが増したみたい。
既に納入済のウェグナーのデイベッド、お子さんのお昼寝ベッドとしても活躍中だそう。
背もたれの部分が動いて、ソファにもデイベッドにもなる優れもの。
もうすっかり馴染んでいました。
ダイニング脇のベンチには、かわいい椅子が丁度よく納まっています。
実はこの椅子、棟梁さんの手作りのもの。
解体時の古い材料を活用して、お子さんの一歳の誕生日プレゼントにと密かに準備されていました。
若いご夫婦はもちろん、この家で生まれ育ったお母様も大変に喜ばれたそう。
時間を紡ぐ、素敵な椅子。
keep smiling!
奥野 崇
下記の建築系サイトで紹介されています。
ピアノ教室のある家 / Arch daily (USA)
真言宗光林寺 位牌堂 / designboom(Italy)
引き渡しから、3ヶ月ぶりに東温の家へ。
建物を大切にしておられる様子が伝わってきて、嬉しいなあとしみじみ。
ご家族それぞれのお気に入りの椅子が並びます。
ウェグナーのものやhao&meiの傍島さんのものや。
円卓を囲んで会話しているよう、とは奥様の言葉。
ほんと、その通り。
keep smiling!
奥野 崇
WORKSへ2件の竣工写真を追加しました。
「ピアノ教室のある家」 松山市
「福音寺の家」 松山市
シニア世代と、子育て世代の住まいです。
どうぞご覧くださいませ。
この度の西日本豪雨により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
大洲・野村に住む私の親族も浸水や土砂崩れの被害があり、昨日日曜に大洲入りし、その現状を目の当たりにしました。
道端につまれた家財、横たわる車、なぎたおされたフェンス。
自然の力の強大さに恐怖を感じました。
同時に被害にあわれた方々のことを想うと、心が痛みます。
一人の人間として、また建築に携わる者として、なんとか力になれればと思います。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
奥野 崇
リビングの目の前に大きなブドウ棚がある住まい。
陽に照らされた綺麗な葉裏の緑を眺めながら、午後のお昼寝を。
気持ちの良い住まいとなりそう。
建築と植物をより密接に、網戸位置設定を変更して室内空間の延長を図ります。
「ブドウ棚のある家」
着工の運びとなりました。
keep smiling!
奥野 崇
私のライフワークとなっている、建築を学ぶスケッチの旅。
旅の写真、スケッチ、それに文章を書き下ろしたnotes。
2016年12月以来の発行となった今号のテーマは「窓辺」。
−本文より−
世界の様々な建築や街を旅する中で
時がとまったような美しさにみとれてしまう、忘れられない窓辺があった。
その瞬間を集めてみようと思う。
個人でできる範囲をと、50部に限ってお渡しできるものをつくりました。
リンク先のフォームにてお気軽にお問い合わせ下さい。
追って郵送させて頂きます。(無料で差し上げています)
keep smiling!
奥野 崇