クライアントのご案内で敷地確認に伺う。
京都・岩倉は、ちょうど雪景色。
今シーズンの見納めとなりましょうか。
奥野 崇
高松市での住まいづくり。
冷たく澄んだ空気のなか、地鎮祭を迎えました。
木造と鉄筋コンクリート造のハイブリッドです。
ここまで約2年、ここから約1年。
ひとつずつ、ひとつずつ。
奥野 崇
先月のこと。
金沢の香林居さんへお邪魔しました。
薬舗にゆかりがある土地柄だそうで
「処方」をキーワードにした空間と時間が用意されています。
固有の世界観が心地よいお宿。
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。
善きことが穏やかに続く。
そんな一年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
雅楽のなかで、いつも最後に演奏するのが千秋楽という曲です。
やがて、芝居や相撲など興行の最終日をさすようになりました。
「一日千秋の思い」の千秋と同じ千年という意味で
幾久しく寿ぐ、という内容の曲なんだそうです。
一年の終わり。
最後にだからこそ、これからも続く日々に想いを馳せる。
雪の金沢・兼六園からの風景をみながら
途切れることなく続いてきた歳月を感じています。
冬季休暇
12月30日~1月4日
奥野 崇
名古屋から嬉しいお知らせが届きました。
名古屋の家が
最優良賞を受賞したとのこと。
作庭を担当くださったのは、JINEN gardenの江川さん。
地上部分のデザインはもちろんですが
目に見えない土中環境の大切さを教えてくださいました。
その取り組みは、屮 / hidarinoteの庭作りにも繋がっています。
奥野 崇
尾道のまちを歩いてまわる。
車やバイクが入ってこられない坂のまち。
けたたましい騒音がなくて、人の気配を感じる生活音に安心します。
スタジオムンバイの仕事も体験できました。
スタッフの方々の佇まいからは、
この場所と空間への愛が伝わってきて、こちらまでなんだか嬉しくなりました。
奥野 崇
20日、27日の2日間にて開催致しました
新事務所に併設したギャラリースペース[屮 / hidarinote]のオープニングイベント。
「旅とスケッチ -13カ国を巡る、建築と暮らしの描写- 」
両日ともお天気に恵まれ、気持ちの良い日本晴れ。
遠くは神奈川や千葉、広島からと
2日間で延べ100名をこえる、たくさんの方々がお越し下さいました。
本当に本当に、ありがたいこと。
関係者一同、改めて御礼申し上げます。
旅先での体験がきっかけとなり始まった、この場所づくり。
住まいの空間づくりに携わる私たちが
今何を想い、何を感じ、何をしようとしているのか。
理屈ではなく、実践することで見たかったものとは何なのか。
環境、空間、暮らし方や働き方を通じて
その一片をお伝えすることができたならば、うれしい限りです。
思えば、事務所設立から10年を過ぎました。
たくさんの方々に支えられて今がある。
感謝と同時にその責任をも感じるこの頃です。
日々や季節を慈しみ、
じんわりと染み出るような活動を積み重ねていくのだ、と心に想います。
奥野 崇
六月に事務所機能を移転を済ませ、うんと暑かった夏も過ぎ、
ようやっと落ち着いた日常がやってきております。
この度、新事務所に併設したギャラリーのオープニングイベントとして、
「旅とスケッチ」をテーマに、小さなエキシビションを開催させて頂きます。
気持ちの良い里山風景の中、
皆様のお越しを心からお待ちしております。
新事務所について
ここは人の営為と自然が調和をなす、里山地域。
暮らすように働くをテーマに、築35年の民家をフルリノベーション。
私たちのオフィス[奥野崇 建築設計事務所]とあわせて、
開かれたギャラリースペース[屮 / hidarinote]を整えました。
[屮 / hidarinote]は、不動産ストックのリノベーションと、
これからのライフスタイルを再考・実践していく、
奥野崇 建築設計事務所がはじめる新たなチャンネルです。
旅とスケッチについて
ライフワークである、建築をまなぶ旅。
これまで国内外のいく先々で出会った建築や街、
人々の暮らしをスケッチし続けてきました。
これらは現地にて視察の最中に描き色付けされたもので、
その瞬間を記したそれらは、写真よりも雄弁かもしれません。
徐々にではありますが、旅のある日常を取り戻してきたこの頃。
ギャラリーのオープニングイベントとして、
30冊を越えるスケッチブックに併せ、
写真や各地で集めてきた収集品をならべる小さなエキシビションを開催致します。
奥野崇 建築設計事務所