二十四節気のひとつ、穀雨の頃となりました。
この穀雨とは、"百穀を潤す春に降る雨"という意味の百穀春雨からきています。
この時期の雨は、穀物が健やかに生育するために欠かすことのできない、まさに恵みの雨なのです。
人の営為と自然が調和をなす里山地域で、
暮らすように働くをテーマに、築35年の民家をリノベーションした私たちのオフィス。
多くの歩き遍路さんを見送りながら、移転からはや一年を迎えました。
この度、オフィスに併設したギャラリースペースにて、月一回日曜にだけ開店する、「穀雨」と名付けた喫茶をはじめます。
土地に敬意をはらい、慈しむこと。
それらをしずかに包み込む、空間と時間をしつらえること。
住まいの空間づくりに関わってきた私たちが提案する、お茶と野菓子、季節と自然をゆっくり愉しむところです。
※しばらくは不定期での開店となります。日程は上記SNSのみでお知らせ致します。
※使用する水は、当日の朝汲み上げた湧水です。鉄瓶で沸かすその音も良いものです。時間には余裕をもってお越しくださいませ。
※当面は、日本茶と季節の野菓子のセットのみとなります。
拙いながらも、私たちの美意識と価値観を表現する場所になればなと。
里山の移り行く季節・自然の中、お待ちしております。
奥野 崇
シロヤマブキに花がつきました。
ヤマブキの白花種と思われがちですが、実は別属の植物です。
花や葉が似ていること由縁なんだとか。
庭木としては見慣れたシロヤマブキですが、
中国地方の瀬戸内海側山地や香川県など
限られた地域でのみ自生しており、
実は絶滅危惧種として指定されています。
白い可憐な花は
庭の中でもひときわ輝いてみえます。
奥野 崇
かつては小高い山々と平原であった、瀬戸内海。
島々が浮かぶ景色に安心感を感じるのは、自分の原風景だからでしょうか。
とある島での計画。
現場確認に伺うと、それはそれはいい所でした。
奥野 崇
現在、事務所の庭を拡張工事中。
元々植わっていた植物たちは
賑やかになってきました。
トサミズキ
バイモユリ
シラン
カツラ
アズキナシ
奥野 崇
クライアントのご案内で敷地確認に伺う。
京都・岩倉は、ちょうど雪景色。
今シーズンの見納めとなりましょうか。
奥野 崇
高松市での住まいづくり。
冷たく澄んだ空気のなか、地鎮祭を迎えました。
木造と鉄筋コンクリート造のハイブリッドです。
ここまで約2年、ここから約1年。
ひとつずつ、ひとつずつ。
奥野 崇
先月のこと。
金沢の香林居さんへお邪魔しました。
薬舗にゆかりがある土地柄だそうで
「処方」をキーワードにした空間と時間が用意されています。
固有の世界観が心地よいお宿。
奥野 崇