今年最後のメール送信を終えました。
多くの方々からの信頼とお力添えを頂き、
一年を通じ建築に向き合い続けることができました。
本当に本当に、ありがたいことです。
時に目を伏せたくなるような、人の感情や欲望。
建築は、所詮人が創るものではあるのだけれど、
どうか透き通った存在でいてほしい。
地球の永い歴史にまなび、自分の立ち位置を自覚する。
謙虚に。
どうぞ幸多き初春をお迎えくださいませ。
奥野 崇
※奥野崇建築設計事務所は、12月30日~1月5日まで冬季休業となります。
ふわふわ落ち着かない日々も過ぎ
いよいよ年越しへと向かうこの頃。
ひとり深く考えるときは、いつもピアノを聴きます。
静かにも、激しくにも捉えられる。
その振れ幅に心惹かれるのかもしれません。
yoko komatsu : cosui
ピアニストである小松陽子さんによる素晴らしいアルバム。
最近はこればかり聴いています。
keep smiling!
奥野 崇
あらたな住まいの現地確認に、名古屋へ。
敷地に初めて訪れた時の印象は、大切にしています。
もちろん、季節や時間をかえて何度もみますが、最初のそれはとてもピュアなもの。
背に寺院の森を抱え、前には穏やかな池が。
車通りも少なくて、遊歩道のよう。いいところです。
背山臨水、というと少々大袈裟でしょうか。
keep smiling!
奥野 崇
美を追はない仕事
仕事の後から追って來る美
「いのちの窓」より|河井寛次郎
胸にささる。
keep smiling!
奥野 崇
気が付けば、もう師走を迎えました。
今年竣工した仕事のいくつかです。
ライフワークである、建築をまなぶスケッチの旅。
あらたにまとめました。
なんとも居心地の良さそうな窓辺。
厳選したものだけのシンプルな空間なんだけれど、
リラックスして過ごす様子が目に浮かぶ。
人の気配が残るような居場所をつくりたい。
建築もインテリアも家具も庭も。
境界なんてないと思う。
立ち返る一枚。
メキシコシティ、バラガン邸でみた瞬間。
keep smiling!
奥野 崇
古建築から学ぶことは本当に多い。
建築の存在によって、自然と人との関係がより親密になっている。
当時の人々の方が、
よっぽど敏感で、研ぎ澄まされていたのではないか。と思ってしまう。
岡山後楽園 / 岡山市
旧閑谷学校 / 備前市
keep smiling!
奥野 崇
江戸の天領時代から、近代の工業革命へと。
時間の蓄積をみてまわる。
大原家と浦辺鎮太郎の
地域に根差した活動とその足跡に、ただただ感動。
keep smiling!
奥野 崇