四国行脚

三日間の行脚の旅、四国をめぐる。

 

香川県三野町

寺院の計画は、檀家さんからなる委員会からの承認を得ました。

5月の連休明けには着工の運びとなります。

いよいよ、です。

 

徳島県海陽町

陶芸家のアトリエへと改修を行なっています。

墨入りモルタルの塗り付け作業を脇にみながら、現場での調整を重ねました。

 

高知県吉良川町

土佐備長炭の製造で栄えた在郷町です。(重要伝統的建造物群保存地区)

台風の通過地域でみられる「水切瓦」「いしぐろ(防風用の石塀)」を視察。

 

宿泊した、古民家の宿 蔵空間蔵宿では

運営されている素敵なご夫婦との出会いがありました。

20年前から取り組まれてきた古民家の宿には

愛情とセンスが溢れています。

古民家利用の宿において、過去一番の感動を覚えました。

 

愛媛県松山市

藤原町にて、木のクリニックが竣工。無事引き渡しを終えました。

地域に根付いた、落ち着ける居場所をつくろう。

5月にはクリニック主催の内覧会の予定です。

 

みかんの花クリニック 糖尿病・内分泌・代謝内科

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2021.3.25

萌芽

信頼できる人と

モノを考えられる幸せな時間。

 

それぞれを尊重しあい

感覚を共有すること。

 

ここからプロジェクトが始まる、と思えた

大三島の午後。

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2021.3.21

春の気配

松山に菜の花の季節がやってきました。

気付けば、もうこんなにも。

 

緑の背景の上に

鮮やかな黄が点描のようにひろがります。

 

群生すれば辺りは少し明るくなったよう。

春のおとずれ。

 

 

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奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.3.14

週末のこと

三日間に渡り、丁寧な仕事を積み重ねて下さいました。

名古屋の家は無事に建方完了。

外部造作がはじまり、内部造作の詰めを行なっています。

 

続いては別件にて大阪へ。

クライアントの現在の住まいの様子を拝見するため。

価値観や美意識を共有するのに大いに役立ちます。

古い街道沿いにある住まい。

古い商家が借景だなんて素敵すぎますよね。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : 現場進捗 | posted at 2021.3.9

改修という仕事

四国の右下に位置する海の町。

徳島県海陽町へ時に通っています。

 

というのも、

昭和に建てられた民家を、ある陶芸家のアトリエへと整えるため。

おおまかな解体を終え、関係者で現場に集まりました。

 

もちろん大筋の設計は終えていますが、

現場の状況によって改めて調整を行います。

「ああでもない、こうでもない」

そこにあるものに、足すのか、引くのか。

 

今を生きる、私たちの美意識を込める。

冷静に大胆な判断を。

これだから改修の仕事はおもしろいのです。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.28

空から見れば

かつては小高い山が点在する平原であったといわれる、今の瀬戸内海。

壮大な地球の歴史に興味がつきません。

 

そこに立ってみることも、

離れてながめてみることも。

どちらも大切なことだと思います。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : お知らせ | posted at 2021.2.21

家と庭と

季節と共に、日々を迎える。

健やかな人と緑。

住まい手さんから滲みでる

きらきらした空気感。

 

家と庭は、人の営為の器。

拝見できて、

本当に良かったと思います。

 

名古屋の家、作庭の打ち合わせにて

jinen江川さんと

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.14

地のもの

内子・五十崎へ。

設計を進めている鮨店にて使用する素材確認のためです。

 

立派な宇和桧の厚板。

ながらく探し求めて、ようやく巡り合うことができました。

 

大洲和紙の手漉き工場。

歴史から原料まで、興味深いことばかり。

 

 

地のものを大切にしている店主。

料理も空間も。

同じ方向を見つめていたい。

 

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.7

立春大吉

二十四節気、最初の節気である立春。

決まり事や季節の節目も、この日を起点に数えられていきます。

 

立春の早朝、

禅寺では入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。

これらの文字を縦書きにすると

左右対称で縁起が良く一年間災難にあわないという、おまじないのため。

 

医療関係はもとより

飲食業や観光業に携わる方々をはじめ

特に厳しい日々が続いております。

 

どうか多くの方々に御利益がありますように。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.2.3

ゼロ・ウェイスト宣言の町

昨年末のこと。

人口1500人あまりの小さな町、徳島県上勝町へ。

上勝町は、2003年に日本ではじめて「ゼロ・ウェイスト宣言」を採択。

"排出ゴミを可能な限り減らした上で、リサイクル率を高め、廃棄物処理されるゴミをゼロにすること"を目指すものです。

 

上勝町の取り組みにおいて特徴的なものとして

1, 町にゴミ収集車がないこと

→ゴミは自分達でもっていく

2, ゴミは45分別

→それぞれの処理に必要な費用を見える化

3, 生ゴミ堆肥化100%

→各家庭にあるコンポストで処理

 

今回は、活動の中心であるゼロ・ウェイストセンター脇に新たにできた

宿泊体験施設「HOTEL WHY」にお世話になりました。

あくまで"体験"のため、宿泊者も町の人と同じように分別やゴミ出しを求められます。

既に完成しているブリュワリー建設の経緯、

時の町長であった笠松さんや関係者の踏ん張りなど

上勝出身の方からのお話しに胸が熱くなりました。

 

WHY do you buy it?

WHY do you throw it away?

なぜそれを買うのか?

なぜそれを捨てるのか?

私たち消費者は問いかけられます。

 

WHY do you produce it?

WHY do you sell it?

なぜそれを作るのか ?

なぜそれを売るのか?

私たち生産者は問いかけられます。

 

上勝町ゼロ・ウェイストセンターでは、

WHYという疑問符を持って生産者と消費者が日々のごみから学び合い、ごみのない社会を目指します。

(上勝町ゼロ・ウェイストセンターHPより)

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2021.1.24
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