市街地(準防火地域)にありながらも、
周辺の喧騒とは異なる時間の流れをつくりだそうと設計に臨みました。
茶室のある落ち着いた住まいです。
あわせて近年の事例も追加しております。
ご高覧下さいませ。
続けて、私たちの事務所のインスタグラムアカウント。
おかげをもちまして、4万をこえる方々からフォロー頂きました。
相変わらず、ゆっくりゆっくりの更新ですが
お付き合い下さりましてありがとうございます。
奥野 崇 建築設計事務所
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。
善きことが穏やかに続く。
皆さまにとってそのような一年となりますよう
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
今年もあといく日と
指折りかぞえるほど押し詰まるこの時期を
感慨をこめて「数え日」と呼びます。
一年の出来事を振り返り、感謝の気持ちを胸に。
新たな一年の訪れが、皆様にとって輝かしいものとなりますように。
奥野 崇
年末年始の休業日のお知らせ
12月29日(日)〜1月5日(日)
年内最後の現場監理となりました。
瀬月内に浮かぶ島々に、抱かれるような場所にあります。
それはそれは、うつくしい色彩の一日でした。
奥野 崇
気が付けばもう12月も中頃。
あれもこれもと、なにかと気忙しい時期ですが、
こんなときにこそ大切にしたい言葉があります。
「忙中有閑」という言葉は、
忙しい中にこそゆっくりとした時間をつくり、今を見つめようとするものです。
過ぎ去るような毎日、年の暮れ。
心を落ち着かせて、目を瞑り、大きくひと呼吸。
そんな一瞬を大切にしたいものです。
奥野 崇
私たちの美意識を表現する場所。
空間から植栽、設えまで、
そのほとんどを自分たちの手で行いました。
建築設計の枠を越えて、
空間から時間、茶・菓子から器にいたるまでを
私たちなりの審美眼で調律してみようとする、総合芸術としての実験の場です。
かねてよりご案内をしておりました、喫茶 穀雨の特設ページができました。
この取り組みに込めた想いをまとめています。
どうぞ、ご高覧くださいませ。
なお、開店日など一切のお知らせについては、下記のInstagramページを参照くださいませ。
―本文より―
移り行く季節のグラデーション、
ゆたかに芽吹く樹々や草花、
刻々とうつろう光と陰。
幾星霜繰り返されてきたであろう儚くも美しい森羅万象の一片を、
茶や菓子を通じて共有したい。
それは、時の移ろいを味わうようなもの、ともいえるかもしれません。
奥野 崇
お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
窪野町の北谷地区はその群生地があることで知られています。
うんと暑かった夏の影響か
例年より約一週間遅い開花となりました。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
奥野 崇
敷地確認のため京都へ。
銀閣寺にほど近い、東山のあたり。
早朝、哲学の道を歩きました。
うんと静かで、鳥の声が響いていました。
奥野 崇
喫茶 穀雨、9月の席
ご参加頂いた皆様のおかげで、満席のなか無事に終えることができました。
本当にありがとうございました。
10月はお月見の席にて思案中。
開店日など詳細は追ってお知らせします。
9月の菓子
白餡のチーズケーキ(器:加藤 かずみ)
和梨と生姜の流し菓子(器:福村 龍太)
季節の果物 烏龍茶ゼリー寄せ(器:野口 悦士)
9月の茶
釜炒茶(宮崎県五ヶ瀬町)
和紅茶(岡山県高梁市)
香片茶(台湾)
新生姜のピンクエール(自家製)
お付きの菓子
すだちの水滴、玉蜀黍茶
音景
橋本 秀幸 home(2014)
喫茶 穀雨
奥野崇 建築設計事務所