先の週末に行われた、長浜の家での酒陶会。
約30名程の参加で、
こんなにも多くの方がここのお家に入っている様子をみて、なんだか感動。
「多くの家族、友人が集まる家にしたい」
いつか奥様が言われていたことを、思い出しました。
地域での祭事や、寄りあいが減っていき、人との繋がりが薄れているような気がする現代において
日常の暮らしを支えるのはもちろん
気の知れた仲間が集りたくなる場所が用意できたならば、とても嬉しいこと。
「繋がり」とはこのところのキーワードの気がします。
新しい出会いもありました。
それぞれの道を本気で進まれている方々です。
企画:酒乃さわだ、澤田 典康さん。
星月夜の大原めぐみさん。
酒蔵:内子の酒六酒蔵、武知 直之さん。
酒器:スギウラ工房 杉浦 史典さん、杉浦 綾さん。
自分の道をしっかりと、じっくりと。
keep smiling!
奥野 崇
新穀が収穫されて新酒が醸される月である酉の月。
日本酒を文化的視点で見つめ直し、より深く知り、大切に呑み継いでいこうという趣旨と目的をもつ、
「酒陶会」という取り組みのお誘いが届きました。
というのも、今年は 長浜の家 にて取り行われるとのこと。
個人宅での催し、粋ですね。
内子の酒蔵さん、
今回のお酒にあわせて焼いた酒器を用意される砥部の陶芸家さん、
お料理を用意くださる大洲の板前さんと
こだわりの方々を交えての愉しい会になりそうです。
keep smiling!
奥野 崇
和の住宅を特集した建築誌をパラパラめくっている中で
ふと目についた言葉。
「はったりのない美しさをめざしています」
はったりのない、とはなかなか深いなあ。
空間の在り方、素材そのもののこと、そしてそれらを調律する設計者自身のこと。
大きくみせるでもなく、小さくみせるでもなく
あるがままの中に見いだす美しさ。
揺るがない、一見弱いような強さ、をめざします。
keep smiling!
奥野 崇
「長浜の家」が
木の建築賞、上位20選に選ばれたとの連絡がありました。
10月11日には山口にて、審査員の方々を前にプレゼンテーションを行います。
泉幸甫さんを委員長として
横内敏人さん、三澤文子さんなど錚々たるメンバー。
―今、どのような木の建築をつくるのか―
日本の木の建築の重鎮を前に、
大きなテーマですが
想いを自分らしく伝えてこようと思います。
keep smiling!
奥野 崇
今年から日建学院にて、1級建築士の製図試験の講師をやっています。
人に「教える」ということは私にとって初めての経験。
今日までに4回の講義を終えましたが「教える」というのは
なかなかおもしろい事だなあと実感。
自分の中で何となくの感覚でやっていた私的なことを、
他人と共有できるところまで整理して、言葉にかえて伝える。
またそれを、リアルタイムに反応を見ながら
その場で順番を入れ替えたり、言葉を変えたりして臨機応変に対応していく。
私的な思考プロセスを客観視して、整理、言葉に翻訳して、より伝わるよう話す。
こんな感じです。実は私のほうがためになってたりして。。。
とにもかくにも、
10月の本試験での奥野クラスの全員の合格こそが目指す結果。
奥野クラスの皆様、絶対に頑張りましょう!
Keep smiling!
奥野 崇
無事解体工事も終わりました、松前の現場。
天気もなんとかもちこたえ、恙無く地鎮祭を終えました。
神事としての意味合いはもちろんですが
設計期間中のこと、これからはじまる工事のことと
思いを巡らし、気を引き締めるいい機会。
すうっと息を吸い込み、さあこれからが本番だ、と。
(仮称)松前事務所倉庫新築工事
設計監理:奥野崇建築設計事務所
工事:株式会社 東洋建設
keep smiling!
奥野 崇
愛媛経済レポートの記者、田中さんが
同誌の人物取材にと事務所にきてくださいました。
以前、notesの取り組みを取り上げて頂いたことをきっかけに
今回は私の来歴についてのことでした。
取材後、話題は田中さん自身のことへ。
自転車が好き、小説が好き、な氏は
自転車メーカーを経て、現職の記者になられたとのこと。
今でも自転車を組み立てる事もあり、4台を所有しているし
小説については「オタクなんです」と。
好きこそものの上手なれ、とはよくいったものですが、
「努力をしてきた」なんて感覚ではなく、
きっと「没頭してきた」んだろうなあ。
普通にやってれば気にならないような細かいところまで
どんどん掘り下げて、こだわってしまう。
それをやっているとき、はなしてくれるとき人はたいていキラキラしているもの。
どんな業界であれ、オタクな方にお会いすると嬉しくなります。
keep smiling!
奥野 崇
松山市内にて設計中の7戸のアパートメントの打合せの為、
双海の共栄木材さんへ。
素晴らしい環境の中にある仕事場。
自社で設計施工された工場が並び
木材の変色が周辺の景色となじみます。
木材加工の様子も見学させていただき
ネイキッドでカッコイイ建物。
打合せを終えた後、
「ここの絶景にお風呂をつくりたい!」との話しで盛り上がりました。
人工物のまったくない環境の中につくるお風呂ってどんながいいだろうね、と。
お風呂ときくだけでもってしまう、ある種の先入観ごと
一度考え直すところからはじめる必要がありそうです。
keep smiling!
奥野 崇
チェコ共和国のインターネット総合情報サイト Novinky.cz に
長浜の家の特集記事が掲載されました。
閲覧はコチラから。
このところ海外の編集者からの問い合わせが多く、ありがたいこと。
現在アメリカを拠点とする出版社から、2015年発売予定の書籍の掲載相談も頂いております。
グローバル時代だからこそ、和風という日本の建築に注目して頂けるのか。。。
これからも、自分達の見つめるものを大切に「本当」をつくっていきます。
keep smiling!
奥野 崇