大野妹背の家 進捗

広島県廿日市市の現場へ。

 

空間の抑揚がみてとれるように。

あと少し。

整えてゆこう。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.9.26

落日荘

茨城県石岡市。

最寄り駅から車で約20分の緑の中。

 

知りえて以来、訪れたかった建物、

一度お話しを伺ってみたかったご夫婦はおられます。

 

落日荘 / 設計・施工 岩崎駿介、岩崎美佐子

(2011年度 JIA環境建築賞 住宅部門最優秀賞)

 

設計と施工ともに、ご夫婦ふたりで行われており、18年経った今も工事は続いています。

いわゆるセルフビルドです。

 

建築や芸術を学ばれた後、

都市計画や国連にて世界の環境や貧困問題などに取り組んでこられた経歴のお二方。

定年を迎えられ、終の住処を構えようと落日荘の設計は始まります。

 

「この建物の形は、思想からおのずとあらわれたものです。」

 

その一点にありながら、地球全体を感じることができる装置。

論理としての躯体と、感情としての手仕事が、

ひとつに溶け合う素晴らしい建築がありました。

 

着工から18年を超え今なお、工事は続いています。

その姿は、単なる建設作業を超えて

未来への祈りのようにも思えました。

 

 

詳しい資料はこちらから

 

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2019.9.24

空気感

マンションのワンフロアを全面改修する仕事。

三連休の最終日に撮影。

 

明から暗のグラデーションを内包する、凛とした空間となりました。

さらっと乾いた、マットな空気感が、写真でも表現できればいいな。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.9.17

多度津の家 母屋棟/茶室棟へ

引き渡しから一年を経ました、多度津の家/母屋棟へ。

建築も樹木も、少し落ち着いてきたでしょうか。

 

11月上旬の茶室開きにあわせ、

別棟の茶室棟も含めて、一連の撮影となる予定です。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.9.14

来住町の家 棟上げ

安定しない天気が続いておりましたが、

合間を縫ってようやく棟上げとなりました、来住町の家。

 

化粧仕事にあわせて、断熱材を先行施工する部分もあり、

述べ四日の作業となりました。

 

平屋でつくる、終の住処。

 

耐震性能はもちろん、

この数年は、建物の性能面の向上と合理化にあわせて、

自然と共生する設計にも取り組んできました。

Ua値は0.38。

ゼロエネルギーハウス基準の0.60や、HEAT20 G2グレードの0.46 を超える断熱性能となっています。

 

安定した室内環境を整えて、

情緒ある移ろいを大切に。

ここなら安心できる、という居場所になりうること。

 

人と建物の気のおけない信頼関係こそが、住まいの本質なのだろうと思います。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.9.8

五台山 竹林寺 (高知県)

 

じっとり、しめりけを帯びた空気の中、山の音を聴く。

 

雨上がりの静寂。

 

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2019.9.2

永くあるものの価値

ずっと使われたり、続いていたりしているもの。

それらを引き継ぎ、繋げていく仕事。

 

「どういう態度で接するか」

ヒトやモノやコトに関わる、建築設計の根元のような気がします。

 

酒蔵の改修

 

 

寺院施設の改修と護摩堂の新築

 

 

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.8.25

光と風の学び舎

八幡浜市立日土小学校 / 設計:松村 正恒

 

八幡浜市街から車で約20分。

山に囲まれ、澄んだ小川のほとり。

ひっそりとその建築はあります。

 

1956年竣工、2009年改修工事完了、2012年重要文化財に指定。

現役の小学校として今も使われており、

年に3回、3日間だけ一般公開されています。

 

前職にて、改修工事の一部作業に関わらせて頂きました。

それからはや10年。

改めて、その建築の魅力に引き込まれます。

 

 

 

 

山間の心地よい風と共に。

光あふれ、軽やかに。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2019.8.17

半年ぶりの再会 / ブドウ棚のある家

竣工から半年の、「ブドウ棚のある家」へ。

大きなガラス屋根に覆われたブドウ棚の下は、

ロールアップ網戸で囲いこまれた半外空間です。

 

元々、ブドウはもちろん果樹栽培が趣味の建主さん。

夏は茂り、冬は葉を落とすその植生から、

リビングを含めた主な居室と、

距離的にも、温熱的にも密接にあるよう設計を行いました。

 

早生の品種は、お子さんのおやつとなり収穫を終えていましたが、

シャインマスカットはあと少しで完熟とのこと。

 

ゆらゆら、さらさら。

ブドウの下の窓辺が、気持ちの良い人の居場所に。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.8.12

味酒町のマンション(改修)、竣工

変えられない既存部分と向き合いながら、

それらをポジティブな方向へと導こうと取り組む。

マンションのワンフロアを全面改修する。

 

制約のある枠組の中で、そこにあちらに。

じっくり観察をして、良さを見出し、整えていくような感覚でした。

静かに、しっとりと。

 

 

keep smiiling!

奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2019.8.6
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