三日間に渡り、丁寧な仕事を積み重ねて下さいました。
名古屋の家は無事に建方完了。
外部造作がはじまり、内部造作の詰めを行なっています。
続いては別件にて大阪へ。
クライアントの現在の住まいの様子を拝見するため。
価値観や美意識を共有するのに大いに役立ちます。
古い街道沿いにある住まい。
古い商家が借景だなんて素敵すぎますよね。
keep smiling!
奥野 崇
四国の右下に位置する海の町。
徳島県海陽町へ時に通っています。
というのも、
昭和に建てられた民家を、ある陶芸家のアトリエへと整えるため。
おおまかな解体を終え、関係者で現場に集まりました。
もちろん大筋の設計は終えていますが、
現場の状況によって改めて調整を行います。
「ああでもない、こうでもない」
そこにあるものに、足すのか、引くのか。
今を生きる、私たちの美意識を込める。
冷静に大胆な判断を。
これだから改修の仕事はおもしろいのです。
keep smiling!
奥野 崇
かつては小高い山が点在する平原であったといわれる、今の瀬戸内海。
壮大な地球の歴史に興味がつきません。
そこに立ってみることも、
離れてながめてみることも。
どちらも大切なことだと思います。
keep smiling!
奥野 崇
季節と共に、日々を迎える。
健やかな人と緑。
住まい手さんから滲みでる
きらきらした空気感。
家と庭は、人の営為の器。
拝見できて、
本当に良かったと思います。
名古屋の家、作庭の打ち合わせにて
jinen江川さんと
keep smiling!
奥野 崇
内子・五十崎へ。
設計を進めている鮨店にて使用する素材確認のためです。
立派な宇和桧の厚板。
ながらく探し求めて、ようやく巡り合うことができました。
大洲和紙の手漉き工場。
歴史から原料まで、興味深いことばかり。
地のものを大切にしている店主。
料理も空間も。
同じ方向を見つめていたい。
keep smiling!
奥野 崇
二十四節気、最初の節気である立春。
決まり事や季節の節目も、この日を起点に数えられていきます。
立春の早朝、
禅寺では入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。
これらの文字を縦書きにすると
左右対称で縁起が良く一年間災難にあわないという、おまじないのため。
医療関係はもとより
飲食業や観光業に携わる方々をはじめ
特に厳しい日々が続いております。
どうか多くの方々に御利益がありますように。
keep smiling!
奥野 崇
昨年末のこと。
人口1500人あまりの小さな町、徳島県上勝町へ。
上勝町は、2003年に日本ではじめて「ゼロ・ウェイスト宣言」を採択。
"排出ゴミを可能な限り減らした上で、リサイクル率を高め、廃棄物処理されるゴミをゼロにすること"を目指すものです。
上勝町の取り組みにおいて特徴的なものとして
1, 町にゴミ収集車がないこと
→ゴミは自分達でもっていく
2, ゴミは45分別
→それぞれの処理に必要な費用を見える化
3, 生ゴミ堆肥化100%
→各家庭にあるコンポストで処理
今回は、活動の中心であるゼロ・ウェイストセンター脇に新たにできた
宿泊体験施設「HOTEL WHY」にお世話になりました。
あくまで"体験"のため、宿泊者も町の人と同じように分別やゴミ出しを求められます。
既に完成しているブリュワリー建設の経緯、
時の町長であった笠松さんや関係者の踏ん張りなど
上勝出身の方からのお話しに胸が熱くなりました。
WHY do you buy it?
WHY do you throw it away?
なぜそれを買うのか?
なぜそれを捨てるのか?
私たち消費者は問いかけられます。
WHY do you produce it?
WHY do you sell it?
なぜそれを作るのか ?
なぜそれを売るのか?
私たち生産者は問いかけられます。
上勝町ゼロ・ウェイストセンターでは、
WHYという疑問符を持って生産者と消費者が日々のごみから学び合い、ごみのない社会を目指します。
(上勝町ゼロ・ウェイストセンターHPより)
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奥野 崇
新潟県の十日町織物工業協働組合が
日本の伝統色をベースに制定した、1月の誕生色の名称です。
基となったのは、椿の深い紅。
椿は、古くから人々に愛されてきた日本を代表する花のひとつ。
18世紀にヨーロッパに渡ると、
端正な美しさから”日本の薔薇”と呼ばれ親しまれました。
「椿姫」の主人公マルグリットのように、
コサージュにするのが流行りだったんだとか。
冬の寒さの中に、凛として咲く深紅の花。
”控えめなすばらしさ”という花言葉のとおり、
寡黙なその姿に心惹かれます。
keep smiling!
奥野 崇
松山市内で工事中の現場。
年度内での竣工を目指して順調に進んでいます。
せっ器質タイル貼り
白河石敷き(ソフトビシャン、荒ズリ)
ひとつひとつ。
職人さんによる手仕事の集積が建築となります。
多くの人との関わり、
それも現場における醍醐味のひとつかもしれません。
keep smiling!
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます
善きことが穏やかに続く。
そんな日々の再来を、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所