2021年2月

改修という仕事

四国の右下に位置する海の町。

徳島県海陽町へ時に通っています。

 

というのも、

昭和に建てられた民家を、ある陶芸家のアトリエへと整えるため。

おおまかな解体を終え、関係者で現場に集まりました。

 

もちろん大筋の設計は終えていますが、

現場の状況によって改めて調整を行います。

「ああでもない、こうでもない」

そこにあるものに、足すのか、引くのか。

 

今を生きる、私たちの美意識を込める。

冷静に大胆な判断を。

これだから改修の仕事はおもしろいのです。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.28

空から見れば

かつては小高い山が点在する平原であったといわれる、今の瀬戸内海。

壮大な地球の歴史に興味がつきません。

 

そこに立ってみることも、

離れてながめてみることも。

どちらも大切なことだと思います。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : お知らせ | posted at 2021.2.21

家と庭と

季節と共に、日々を迎える。

健やかな人と緑。

住まい手さんから滲みでる

きらきらした空気感。

 

家と庭は、人の営為の器。

拝見できて、

本当に良かったと思います。

 

名古屋の家、作庭の打ち合わせにて

jinen江川さんと

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.14

地のもの

内子・五十崎へ。

設計を進めている鮨店にて使用する素材確認のためです。

 

立派な宇和桧の厚板。

ながらく探し求めて、ようやく巡り合うことができました。

 

大洲和紙の手漉き工場。

歴史から原料まで、興味深いことばかり。

 

 

地のものを大切にしている店主。

料理も空間も。

同じ方向を見つめていたい。

 

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.7

立春大吉

二十四節気、最初の節気である立春。

決まり事や季節の節目も、この日を起点に数えられていきます。

 

立春の早朝、

禅寺では入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。

これらの文字を縦書きにすると

左右対称で縁起が良く一年間災難にあわないという、おまじないのため。

 

医療関係はもとより

飲食業や観光業に携わる方々をはじめ

特に厳しい日々が続いております。

 

どうか多くの方々に御利益がありますように。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2021.2.3
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