先の週末は芦屋。
F.L.ライト、遠藤新、南信による仕事、ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)へ。
旧帝国ホテルと時期を同じく設計され、1924年に建設されました。
2016年11月からの改修工事を終え、一般公開が再開されたとの知らせを受け、とんでいきました。
大谷石を使った造形は見所満載。
この建物のためにライトがデザインしたという
銅板のレリーフからは木漏れ日のような光がおちます。
全体としたはやりすぎ、にも感じましたが
各所に散りばめられた休憩スペースと銘打った居場所がなんとも魅力的で。
平面、断面共に寸法操作が絶妙で、
「ああ、いいなあ」と思える、気持ちいいたまり感をつくっています。
ライトから始まる、
日本の近代・現代へと続く、住宅建築の流れを感じずにはいられません。
keep similng!
奥野 崇