2017年3月

ラグーンホテル Jetwing Lagoon

昨年に続き、二回目となるスリランカ・バワ建築を巡る旅。
 
成田から約9時間のフライトを経て、ようやくスリランカのコロンボ空港へ。
現地時間で19時すぎ。気温は27℃。少し汗ばむ。
 
初日は、空港からも比較的近いネゴンボにあるジェットウイング・ラグーンホテルへ。
IMG_0690
1966年竣工。
海水がはいりこみ湖のようになった潟(ラグーン)に面します。
スリランカ初の観光客向けリゾートといわれ、バワ初のホテル建築とされているよう。
老朽化によって一度閉鎖されていたが、2012年に改修工事によってリニューアルオープン。
 
バワオリジナルが残るのは数少ない箇所のみとなっているが、
その一つであるゲストルーム「バワルーム」に宿泊。
IMG_8241
天井の高い伸びやかなワンルーム。
ベッドルームの背が高い空間、というのはあまり経験がなかったけれど、思ったより悪くない。
IMG_8235
水回りは屋根がかかってあるが、オープンエアーのドラマティックなつくり。
思わず「うわぁ」と声をあげてしまう。
身も心もリラックスできるスペース。
 
03
もちろん実測も行います。
ゲストルームの半分がオープンエアーの水回り。大胆。
02
幅の広い、あいらしい形の椅子。
 
 
IMG_8280
いいなあと思った、レストランへのアプローチ部分。
プール脇の通路から潜り込むようにはいっていきます。
IMG_8284
見返りの様子。
この形式は韓国の古い寺院建築でみたものに近いなあと感じました。
階段を一段一段あがるたびに視界が開けてきて、なんとも言えない感動があります。
明暗の振れ幅が大きくて、向こう側への期待が高まるというか。
 
IMG_8286
IMG_8296
ラグーンに開かれた気持ちの良いレストラン。
 
IMG_8323
IMG_8324
100m!あるというプール。
ゲストルームやフォリーで囲まれた、ホテルの真ん中にあります。
 
IMG_8317
バワが好んだプルメリア。
白と黄色のグラデーションが綺麗。
良い天気。
 
 
keep smiling!
奥野 崇
 
 

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2017.3.2
2017年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ

ブログ内検索

089-968-2887info@okunotakashi.jpcontact
PAGE TOP
奥野崇建築設計事務所 公式インスタグラム