2016年5月

北欧建築の旅3 ユヴァスキラ

フィンランド南の港町ヘルシンキを離れ、北上。
アアルトの出身地であるユヴァスキラへ。
 
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まずはユヴァスキラ大学へ。
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スポーツ系の活動が盛んで、付属の小学校も併設しており
ちょうど子供達がグラウンドに。
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アアルトはこのグラウンドを馬蹄形に囲むように各施設を配置しており、
賑わいを大切にしたのがうかがえる。
人との繋がりを大切にしたのだろうな。
 
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隣接する、アアルト美術館へ。
アアルトの活動の一連を展示、解説する施設。
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中のカフェが気持ち良い。
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なんと、ミュージアムショップには
アアルト建築で多様されるマッシュルーム型のタイルが販売されていました。
重いので諦めます。
 
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続いて音楽ホールへ。
ユヴァスキラは比較的コンパクトな街で、アアルト作品は集中しており視察向きです。
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ホワイエの空間が爽やかで、人々が陽気に語あう様子が目に浮かびます。
 
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見たかった建築です。
ユヴァスキラ郊外のセイナッツァロの町役場へ。
学生時代に世界の建築を紹介する映像でみてからの憧れ。もう10年以上前の話です。
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現地にて聞きましたが
残念なことに今年に入ってからは一部を図書館として使う以外は
町役場として近隣住民に使われてないそう。
小さな町のため、役所機能はユヴァスキラに統合されてしまい、
今後の利活用方法については、住民によって決定されていくとの事。
広く開かれた用途になることを望みます。
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中庭まわり、議場、取手まわり。
真鍮と皮をつかった手仕事。
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図書館として使われているスペース。
子供の読み聞かせに使った家具なのか、順番に小さくなるベンチが引き出せます。
かわいらしい。
 
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階段を上がった先の中庭はなんとも落ち着くスペースで
控えめな玄関部分からの風景は住宅の匂いもしてきます。
思っていたよりも小ぶりな施設で、
のどかな町の顔見知りの人々が集う、町の集会場的な位置付だったのだろうか。
町役場という少しお堅いイメージではなく
親密で穏やかな空間で、どこか懐かしい印象が残りました。
 
keep smiling!
奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2016.5.19
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