軽井沢では、続けてペイネ美術館(A・レーモンド設計 夏の家)を見学。
現代に続く日本の住宅建築に大きな影響を与えることになる建物。
内部空間のスケール感が絶妙でとても落着きます。
内部の写真撮影はお断りとのことで、何枚もスケッチをして理解しようとする。。。。
続いて、東京へ。
長野の安曇野のちひろ美術館にて月に2回のお休みにあたるという不運でみることができず
こっちこそはと東京、上井草にある「東京ちひろ美術館」へ。設計は内藤廣氏。
程よく戸建て住宅が立ち並ぶ住宅街の中にポコッとある美術館。
幼い子供の絵にて知られる いわさきちひろさん の作品を集めており
美術館の場所は氏が実際に住まわれていたところに建設されたよう。
平日の午前中だったのにもかかわらず、館内は結構なにぎわい。
氏の人気の高さを感じます。
建物は、周辺にも配慮して2階建てのこじんまりとしたもの。
しかし、建物の配置に工夫がみられ、そこそこに小さな庭と居場所が用意されています。
なんだか いわさきちひろさん のお家に遊びにきたような感覚がとても嬉しかった。
会話を楽しむ人々と、庭でお花を眺める親子、絵本を真剣にみつめる子供。
穏やかな雰囲気と、それを包み込む建築の幸せな関係がとても印象に残っています。