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ドイツ・スイス建築の旅5 ハルデンシュタイン

スイスの伝統的なまちクールの北側にある小さな村。

ハルゲンシュタインにズントーのアトリエと住まいはあります。

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村の様子。

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アトリエズントー。

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建物への導入部。

スチール製の箱型のデザインはその後のプロジェクトにも形を少し変えながら受け継がれていきます。

そういえば、聖ベネディクト教会の照明と、ヴァルスの温浴施設の照明もほぼ同じ。

ケルンのコロンバ美術館の裏手にある塀と、ブルーダークラウス野の教会の外壁もほぼ同じ。

ズントーは気にいったデザインや素材は、転用しながら育てていくところがあるのかもしれません。

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入り口の簡素なサイン。

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道をはさんだ向かいにある、コンクリートのセカンドオフィス。

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そのテクスチャーがおもしろい。

麻袋?をかけたようなやさしい表情。

おもわずなでてみます。

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ズントー自邸。

誌面でみた、キッチンのある吹き抜け空間の部分かと。

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大胆でシンプルな構成と

細やかで親しみのあるディティール、が印象的。

 

最後に

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村のとある住宅の2階の窓辺。

美しい窓辺をつくる、2階でも緑との距離感を近づけるデザイン。

いいなあ、と見とれてしまいました。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

開口部まわり

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私は、庭と一体となった建築の設計を好んで行います。

庭とのつながりをつくることは、気持ちが落ち着きますし、暮らしに潤いを与えてくれます。

一方で大きなガラス面は外気の影響を受けやすく、

室内の温環境に大きな影響を与えてしまいます。

 

その両立を、と

ガラス面の断熱性能を高める、

建具廻りの納まりの原寸図による指示、

ロールスクリーンや障子などの補助材の活用、などに配慮しています。

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また、客観的な根拠を測定するべく

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サーモカメラを導入して手法と効果の蓄積をしています。

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冬の日差しの暖かさを再認識する写真。

 

客観的根拠、と同時に人の肌感覚、を忘れないように設計を行っています。

 

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奥野 崇

 

 

CATEGORY : お知らせ 

余戸の家、お引渡し

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かねてより工事をしておりました、余戸の家。

キリッと冷えた今日、無事お引渡しを終えました。

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玄関から続く、大きな土間サロンが特徴的な平屋の住まい。

食品庫、台所と土間のまま続きます。

現代の農家住宅、といったところでしょうか。

冬の冷え込み対策として埋設型の床暖房も敷設しています。

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料理、を暮らしの中心に据えられておられる方の器として、

地域に根ざした、関わり、を大切にされている方の器として、

この住まいが、いきいきとした暮らしを包むことを願います。

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天井高1800mmの書道スペース

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大きなガラス面におりる断熱ロールスクリーン

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土間のまま使える来客用手洗い

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ミストサウナ、打たせ湯、ブローバス付の浴室

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植栽工事中の中庭をみる、土間サロン

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もみじの押し葉を和室の明かり天井へ。

もみじの季節に、もみじ建築さんがつくった想い出として、設計者のあそび。かわいらしい仕上り。

 

工事関係者の方の「もうひと手間」の結晶のような建物となりました。

幸せな限りです。

 

設計監理:奥野崇 建築設計事務所  担当 奥野 崇・倉本 正子

工事  :株式会社 もみじ建築  担当 窪田 法秀

 

keep smiling!

奥野 崇

 

CATEGORY : 現場進捗 

チルチン住宅建築賞、現地審査

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今週末、建築家の泉幸甫さん来松。

チルチン住宅建築賞における長浜の家の現地審査ため、です。

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建築はもちろん図面もみてくださいました。

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日本の木造建築の最前線でご活躍の方と直接お話しできる機会。

もっといい建築をつくるように、愛媛の街並みがもっと美しくなるように。

自分たちの想うことを積み上げていこう。

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奥野 崇

CATEGORY : お知らせ 

ドイツ・スイス建築の旅4 聖ベネディクト教会

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今は昔、ズントーを知ったa+uの作品集(1998/02)の表紙を飾った建築。

小さな小さな村の中にある、聖ベネディクト教会です。

 

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教会前にある木と真鍮のシンプルな小さな水場もズントーのデザインでは?と思わせる。

 

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木の葉状に組まれた梁を浮かせて、ハイサイドライトからもれる光が印象的。

祈りの場を天からの光で演出するのは、従来の教会を踏襲しています。

ただし、そこにはステンドグラスはなく、光の合間から見え隠れするのは空の色や、周辺の緑。

この地に住まう人々のための教会。

 

全体的に質素なつくりで、内部の壁は合板にシルバー塗装でフィニッシュ。

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小物類は、金工職人による手仕事によるものだろう。

ひとつひとつのディティールが美しい。

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ちょうど、日本で寺社建築の設計を行っている最中での今回の見学。

内面へむかう静かな建築をつくり出したい。

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奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

ドイツ・スイス建築の旅3 プレゲンツ

昨年の10月のお話しにはなりますが。

ドイツ、スイス、オーストリアの旅のこと。

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ピーターズントー設計のプレゲンツ美術館について、です。

ドイツの国境にも近いオーストリアの湖畔の小さな町、プレゲンツ。

 

プレゲンツ美術館は現代アートを展示する美術館で、

そのほとんどは、ガラスとコンクリートでつくられています。

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内外共に均質で禁欲的な姿は、

光の抽象化のためなのか。作品の背景としてなのか。

特に内部は時の流れが止まったよう。

映画「cube」シリーズのワンシーンを思い出します。

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うーんと悩みながら、そとへ。

湖のすぐほとりにあるこちらの建築。

外部の在り方に「あっ」と気付いた、勝手な解釈に合点しました。

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もしかすると、

この一見周囲に対して異質なこのガラスの建築は、

湖畔の靄になじむ姿を思い描いたのではないだろうか。

朝靄のなか、それと一体となって物質の輪郭を消し去るように。

街並み、にではなく、環境、に対して順応しようとしたのではないか。

 

勝手な想像にすぎませんが、、、

地域主義の建築家がつくった建築。

もう少しこの町でこの建築を眺めてみたかった。

 

Keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

余戸の家 竣工間近

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来週にはお引渡しとなります、余戸の家へ。

工務店さんや職人さんはお休みのようで静かな現場。

 

ゆっくり眺めていると

ひとつひとつのディティールに、職人さんとのやりとりがおもいだされます。

美しいように、使いやすいように、丈夫なように。

今、私達のできる精一杯の想いを詰め込みました。

仮美装を終えて、建具搬入・調整を待ちます。

 

続けて、造園工事も開始。

今回は建主さんのご指定もあり、創造園・越智さんの仕事です。

水を使った庭となり、なんともたのしみ。

 

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奥野 崇

CATEGORY : 現場進捗 

謹賀新年

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謹んで初春のお慶びを申し上げます。

 

此の年も何卒よろしく御指導御愛顧賜りますようお願い申し上げますと共に

皆様の御健康と御多幸をこころよりお祈り申し上げます。

 

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奥野 崇

CATEGORY : お知らせ 

2015年の終わりに

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事務所の向かいにある神社の風景も変わることなく、

いくつかの仕事が無事竣工を迎え、

また、よき出会いに恵まれた年となりました。

 

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。

どうぞよい年をお迎えくださいませ。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : お知らせ 

ご報告と御礼

「5つ庭の平屋の家」こと

「長浜の家」が、

風土社チルチンびと主催の

住宅建築賞45才以下建築家部門の

最優秀賞を頂きました。

 

第4回チルチンびと住宅建築賞

主催:株式会社 風土社

審査委員長:泉 幸甫

審査委員:田中敏溥、大野正博、藤井 章、横内敏人、松本直子、水澤 悟、古泉 丞、植久哲男

 

地域に根ざした木の建築を評価する今回の取り組みにおいて、

このような賞を頂き、建主さまをはじめ、工事関係者の皆様への感謝でいっぱいであります。

 

今後も自分なりの

「本当」をしっかり積み重ねていこう、と強く思います。

皆様、引き続きのご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

keep smiling!

奥野 崇

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