香川県三豊市ですすめていた、護摩堂の新築工事が一段落。
最初にお話しを伺ってから、はや5年。
多くの方々のお力添えのおかげです。
奥野 崇
小寒の頃、冷えた朝になりました。
山は冬木立の様相。
あつく生命みなぎる季節があれば、
静かに力を溜めこむ季節もある。
この場所で働くようになって
冬籠りの大切さを知りました。
植物はもちろん、
自然の一部である人間もそうなのかもしれません。
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。
善きことが穏やかに続く。
そんな日々の訪れを、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
今年もあといく日と
指折りかぞえるほど押し詰まるこの時期を
感慨をこめて「数え日」と呼びます。
気忙しいこの頃にこそ、
一年の出来事を振り返り、感謝の気持ちを胸に。
新たな一年の訪れが、皆様にとって輝かしいものとなりますように。
奥野 崇
年末年始の休業日のお知らせ
12月28日(木)〜1月4日(木)
私たちの仕事や考え方に共感し、
物事に対して誠実な姿勢で、共に取り組んでくれる方を求めています。
業務内容:
1、建築設計監理業務
2、自社による喫茶の運営業務(菓子作り、庭の整備、畑の水遣り)
3、自社による宿泊施設の企画・運営業務(空家や古倉庫のリノベーション)
※効率化の名のもとに現在の建築業界で一般的となっている分業制では、つくる建築の精度が一定を超えることができないため、特に正社員の場合は初回ヒアリングから引き渡しまで一貫して住まいづくりに関わって頂きます。
※建築設計業務のほかに自社による喫茶の運営、宿泊施設の企画を行っています。建築は人と共にあります。設計だけがバリバリできる方よりも、日々の暮らしや生活の営みそのものに興味がある方のほうが嬉しくなります。
※愛媛県の空家率は18.2%と、およそ6棟に1棟が空き家という驚くべき状況です。新築でつくる場合には、しっかりと丁寧につくりこむこと。既存ストック(中古住宅など)を活用する場合は適切なリノベーションをして、建物をロングライフ化していくことが大切と考えています。私たちは、地域の空き家の利活用に積極的に関わっていく姿勢です。
※海外にルーツを持つクライアントの仕事も複数行っています。日本的な考え方をベースに、英語対応が可能な方は特に優遇します。
雇用形態:正社員、アルバイト、パート (ブランクのある方歓迎)
※現在共に働いているメンバーには、小学校低学年のお子さんをお持ちの方や、フルタイムでの勤務をリタイヤされた方、近所に住むおばあちゃんなどがいます。状況にあわせた働き方を、相談の上模索していければと思っています。
勤務地:松山市窪野町
勤務時間:09:00~18:00
※上記を基本としますが、状況に応じた働き方を相談の上決定とします。
休日:隔週土曜、日曜、祝日
休暇:慶弔、夏季、年末年始
給与:能力や経験を考慮し、当社規定により決定します。(英語対応が可能な方は、特に優遇します)
賞与:年2回(6月、12月)
昇給:業績に応じて年1回
福利厚生:各種社会保険完備(会社法人)、季節の野菜をお持ち帰り(庭に畑があります)
採用予定人数:1~2名
応募締切:2023年12月22日(金)
応募方法:応募を希望される方は、下記をメールもしくは郵送にてお送りください。
・履歴書(顔写真付)
・職務経歴書またはポートフォリオ
書類選考から面接の上、3ヶ月の試用期間(有給)を経て、採用を決定させて頂きます。
朝の空気が冷たくなってきました。
澄んだ光は、蒸す日々を耐えきった植物たちをやさしく解くよう。
やがてくる冬に向けて、枯れゆく前のささやかな彩りの姿。
ツリバナ
ホトトギス
フジバカマ
アキチョウジ
ミズヒキ
ヤマコウバシ
奥野 崇
私達がはじめる新たな取組。
遍路道沿いの築35年の民家をフルリノベーション。
月に一回、日曜のみ開店する喫茶として整えました。
私たちの想う”いい”を実践・表現する場所をつくりたい。
今ここで生きる、私達の美意識や価値観を表現しよう。
茶、菓子、器、空間、設え、音景、庭、、、
一期一会の時間をデザインすること。
11月と12月の席のご案内をはじめています。
初冬の里山でお待ちしております。
現在、多くのクライアントから設計のご依頼を頂いており
県内外で複数のプロジェクトが進行しております。
(住宅、茶室、医療施設、宿泊施設、寺院、アトリエ、オフィスなど)
お急ぎでの計画進行をお考えの場合、
ご要望にお応えすることができない恐れがございます。
自分たちの目の届く範囲内で
一邸、一邸しっかりと設計作業をしていきたい、と
少人数で運営している事務所であります。
つきましては、ご相談から設計開始の間までに
少しお待ち頂くようお願いする場合がございます。
誠に勝手ではありますが、
ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
代表 奥野 崇
お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
窪野町の北谷地区はその群生地があることで知られています。
例年より、約一週間遅い開花となりました。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
奥野 崇
月に一度だけ開店する、アポイント制の「喫茶 穀雨」。
事務所のギャラリースペースをしつらえ、
拙いながらも、私たちの美意識と価値観を表現する場所です。
空間と調度品の調律はもちろん、
背景に流れる音楽。
産地から厳選した日本茶とオリジナルの野草茶、
季節と自然を慈しむ菓子と器。
(写真は9月の席のもの:かぼちゃのおしるこ、道明寺、レモングラノーラ、レモンの若葉)
菓子:喫茶穀雨
器:小林耶摩人
すぐそこの畑で、さっき採れた食材を用いて、今の季節を愉しむ。
空間づくりの枠を超えて、一期一会の時間をデザインする。
10月の席のご案内をはじめています。
秋が深まる里山風景の中、お待ちしております。
喫茶 穀雨
奥野崇建築設計事務所