大阪在住の作陶家である池田優子さんから届きました。
今年のはじめのこと。
徳島県海陽町にて、池田さんの新たに設けるアトリエづくりをお手伝いしました。
11月に行われた、白日さんでの個展にあわせてつくられたキービジュアルなんだそう。
海陽町にほど近い、吉良川の街並みにある漆喰壁から得たイメージ。
そんな中、タイムリーな催しです。
[池田優子 陶展 -Winter Scenery-]
2021.12.04(sat) – 12.12(sun)
4日(土)は来松して在店されるとのこと。
どこか海の香りがする作風はもちろん
その審美眼とやわらかい人間性の、心地よいギャップを愉しむには良い機会。
海陽町のアトリエから産まれた新作も並ぶようです。
奥野 崇
新嘗(にいなめ)とは、
新の嘗(にいのあえ)=ごちそうでもてなすこと
が変化した言葉です。
新嘗祭は
天皇が新穀を神に供え、自らも食する儀式のことで
太陽暦が採用されてからは11月23日と決められたそう。
また、昭和23年以降は「勤労感謝の日」として国民の休日にもなっています。
豊穣にも、勤労にも。
あらためて感謝する一日です。
奥野 崇
季節の移ろいを感じるこの頃。
夜の静かな時間、じっくりと実施図に向かい合う。
スタッフのいなくなった事務所で、ひとり音楽を聴きながら。
Remis Rančys – Pavėjui
ジャンルや地域を軽やかにこえて、心地よいサウンドスケープをつくりだす。
微かに漂う香りのように、その情景がうかんできます。
PURNAMASI YOGAMAYAのボーカルも素敵。
リトアニアから届いた音楽集です。
奥野 崇
松山市郊外。
築35年の建物を改修して
ギャラリーを併設する、私たちの場所づくり。
内部解体を終えて、いろんなものが見えてきます。
当時に建物として無理をしていたところは、もれなくガタがきています。
自然や環境、建築の道理をみつめることの大切さ。
自分たちの場所づくりの中で
当たり前のことを、再確認しています。
keep smiling!
奥野 崇
先の週末のこと。
広島の家
お住まいになられてから一年を迎える頃、撮影の運びとなりました。
晴天に恵まれ、クライアントの多大な協力のもと
じっくりと光を追っていく。
丸一日お付き合いくださり、ありがたい限りです。
名古屋の家
建築工事の完了確認へ。
取り合いが多く難しい部分を
素晴らしい精度でなんなく納めてくださいました。
木造に長けた工務店さんの底力をみたよう。
引き続いて、ウインドウトリートメントの設置と植栽工事です。
松山から始めたことが、いろんなところへ。
空間を考えることは本当に愉しい。
多くの人とのつながりの中で
建築は生まれ、育まれていくことを実感する週末となりました。
keep smiling!
奥野 崇
お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。
別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。
その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。
ご先祖への感謝はもちろん、
自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。
keep smiling!
奥野 崇
日本列島の西に停滞する台風の影響で
今週は、ぐずついた天気が続くよう。
予定していた撮影も泣く泣く順延となりましたとさ。
昔は台風のことを「野分」といいました。
野の草を分けるように吹く強い風、という様子を言い表したものです。
日本で台風という呼称と表記が定まったのは、1956年(昭和31年)のことだったとか。
なんとも割と最近の事なんですねぇ。
折角なら、ふうっと強い風で災いも吹き飛ばしてほしいものです。
keep smiling!
奥野 崇