お陰をもちまして、慌ただしい毎日を過ごしています。
新たな計画、詰めの設計作業、現場進行。
並行していくつかの雑誌撮影も終え、もうしばらくでお知らせができそうです。
巡る季節。
気が付けばフィナーレはもうすぐそこです。
奥野 崇
日脚が長くなり、空も随分と明るさを増してきた頃。
陽光の明るさに反応して、
冬眠から目覚めたり、芽吹きの準備を始めたり。
この時期のことを「光の春」といいます。
私たちの新たな場所づくりも佳境に入りました。
見える景色の光も色も、
少しずつ明るくなってきています。
奥野 崇
山野草を数多く取り扱う、
伊予市の四国ガーデンさんへ。
いくつもある栽培小屋を案内してくださった、和泉さん。
「野にある草花は、楚々として素敵ですよね」
共感できる価値基準をもっている方との時間は、たのしい。
一方、暖かいハウスでは一足はやい芽吹き。
タラの芽の群生。
季節は変わらず、いつものように巡ります。
里山風景の中に整える外部空間づくり。
頼もしい存在として、ご一緒下さります。
奥野 崇
そろそろかな、と待っていたものが届きました。
「生活の中で気づきになるような、情報ではなく情緒を伝える媒体」
とは、編集チームを率いる谷合さんの言葉。
彼自身の過去と経験から導かれたであろう、その姿勢には
勝手に勇気をもらっています。
松山の南の端っこにある、窪野町。
そこに私たちの働く場所を整えています。
場所づくりをはじめる前、こういうところにしたいね、
と妄想しているときに知ったyomogiyaさんも今号に登場していてびっくり。
私たちの想う「いい」を表現する場所にしよう。
空間も、働き方も、使い方も。
あせらず、わくわくを信じて。
奥野 崇
しんと冷たい空気の中。
今治にてはじまる住まいづくり。
よき家になりますよう、努めていくのみです。
あらたな一年をおもう。
三豊での護摩堂新築
松山・八幡浜・足立区・高松・丸亀での住まいづくり
道後での宿泊施設整備
また、春頃には私たちの事務所移転もひかえます。
軽やかに、気分よく。
また積み重ねていこう。
奥野 崇
新春の言祝ぎを謹んで申し上げます。
善きことが穏やかに続く。
そんな日々の再来を、
心よりお祈り申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
今年もあといく日と
指折りかぞえるほど押し詰まるこの時期を、数え日といいます。
気忙しいこの頃にこそ、
一年の出来事を振り返り感謝の気持ちを胸に。
新たな一年の訪れが、皆様にとって輝かしいものとなりますように。
奥野 崇
年末年始の休業日のお知らせ
12月29日(水)〜1月4日(火)
冬を彩る赤い実といえば、南天でしょう。
薬用や観賞用として、平安時代に中国から伝来し
「難を転ずる」という語呂から縁起がいいとされてきました。
また古くは、枕の下に南天の葉を敷いて眠ると
悪い夢を見ない、という言い伝えも残っています。
薬効があり、縁起がよく、魔除けになる。
先人たちも、うんと大切にしてきた植物なのです。
奥野 崇