週末の開店にむけて、空間の設えをあらためています。
1階の飾り台は、枯れた木柱をそれに見立てました。
外の土庇とも連続性があって、今のところ気に入っています。
実はこの木柱、喫茶の改修工事の際にあまった柱の端材。
工事から今までのおよそ3年間、屋外で陽や雨風にさらして育ててきたもの。そろそろかな、と室内に連れてきてみました。
モノが自然に還っていく過程の、枯れゆく姿。
人間の都合では真似することのできない、
どこかさみしさを纏うその様子に、私は惹かれてしまうのです。
奥野 崇
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