北欧建築の旅1 アアルト自邸、アトリエ

連休を利用して北欧フィンランド、スウェーデンへ建築を巡る旅へ。
今年はインプットを意識的に増やそうと、半ば無理やりの強行軍。
いざ、 アスプルンド、アアルトの建築を求めて。
 
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ヘルシンキ空港につくと22時の夕焼け。
それはそれは美しい色彩が迎えてくれました。
建築物のアウトラインが空に影をつくる様子が焼き付いていて、ホテルに戻るなりかきとめます。
 
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まずはヘルシンキにあるアアルトの自宅へ。
通りに対しては背を向けるプランはアールトの特徴的なところ。
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アトリエも併設した住宅。
アアルトは先の写真奥の窓辺に座ったそう。眺めの良い明るいところ。
自然光を大切に扱う氏の姿が目に浮かぶよう。
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住宅として使ったプライベートな部分は、床の高さを変えることによって表現されます。
北欧では珍しかったといわれる引き戸によって緩やかに仕切る。
日本の建築も大きかったとお聞きしました。
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リビングの奥にあるダイニング。
平面に対して高さ方向が大きすぎるのか、リビングとの空間の変化に乏しいからか。
少し間延びした印象。
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2階にある魅力的な窓際。
高さやバランス、家具との調和が肝なのか。ずっといたい、と思わせるところ。
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聞くと先週まで雪が降っていたというフィンランド。
一気に夏がやってきて庭の植物も色付いて、華やかに。
 
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続いて、ほど近いところへ後に増設されたアトリエアアルトへ。
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オフィス部分は開放的に。
大きな吹き抜け空間では設計したペンダント照明の検証も行われたとのこと。
いずれも明るくて、健康的な雰囲気。
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自分たちのオフィスであるためか、ディティールは実験的なところが多い。
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陽が差し込む壁面は図面や資料を掲示スペースとして、プレゼンテーションにも利用されたとききます。
 
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長く厳しい冬には、日照時間が3時間ほどになる北欧の国々。
陽が差すと好んで日光浴に外へでて、夏の晴れの日には公園は人で一杯になるそう。
 
陽の光に敬意と喜びを込めて大切に扱うこと。
幸せな窓辺をつくること。
 
keep smiling!
奥野 崇
 
 

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2016.5.12
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