2023年9月

曼殊沙華

お彼岸の頃に花をつけるので、彼岸花。

別名で曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれます。

その呼び名の由来は、サンスクリット語の音写を元にした仏典からなんだそう。

 

窪野町の北谷地区はその群生地があることで知られています。

例年より、約一週間遅い開花となりました。

 

ご先祖への感謝はもちろん、

自然や植物に対しても慈しみの心をもって接したいものです。

 

 

奥野 崇

category : 季節手帖 | posted at 2023.9.26

十月の席

月に一度だけ開店する、アポイント制の「喫茶 穀雨」

事務所のギャラリースペースをしつらえ、

拙いながらも、私たちの美意識と価値観を表現する場所です。

 

 

空間と調度品の調律はもちろん、

背景に流れる音楽。

産地から厳選した日本茶とオリジナルの野草茶、

季節と自然を慈しむ菓子と器。

 

(写真は9月の席のもの:かぼちゃのおしるこ、道明寺、レモングラノーラ、レモンの若葉)

菓子:喫茶穀雨

器:小林耶摩人

 

すぐそこの畑で、さっき採れた食材を用いて、今の季節を愉しむ。

空間づくりの枠を超えて、一期一会の時間をデザインする。

 

 

10月の席のご案内をはじめています。

喫茶 穀雨 Instagram

 

秋が深まる里山風景の中、お待ちしております。

 

 

 

喫茶 穀雨

奥野崇建築設計事務所

 

category : 喫茶 穀雨 | posted at 2023.9.14

韓国の旅4

化粧品メーカー、アモーレパシフック社の本社ビル。

2023年プリツカー賞の受賞者である、

ロンドンの建築家、デイビッド・チッパーフィールドの設計です。

(2024年には聖水地区で新たなプロジェクトの建設開始とのこと)

メガスケールの建物ながら、

チッパーフィールドらしい静謐な空気感が漂います。

エレガントなブルータリズム建築。

 

 

奥野 崇

 

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2023.9.10

韓国の旅3

元は工場の町、聖水(ソンス)地区。

今ソウルで最も勢いのある所のひとつです。

 

自動車修理工場や倉庫群をリノベーションして、

若い人達の集まる場所がモザイク状に生まれています。

手掛けるのは、今をときめく空間デザイナーの面々。

キレイ、が当たり前となった世代にとって、

こういった場所のほうが非日常に感じるのかもしれません。

 

それでも、

先入観なくそこにある空間の可能性を見出して

それを共感できるところまで引き上げる術には脱帽です。

 

 

奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(海外) | posted at 2023.9.6
2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

アーカイブ

ブログ内検索

089-968-2887info@okunotakashi.jpcontact
PAGE TOP
奥野崇建築設計事務所 公式インスタグラム