京都祇園、
総合芸術空間「T.T」にて文月の席。
故 髙橋大雅さんの美意識に浸る午後。
奥野 崇
以下、立礼茶室「然美」のHPより転載
さび。
時の移ろいとともに、
うつくしく変化すること。
枯れて風情が出る。古びて趣が出る。
朽ちていく様子と、豊かで華麗な様子の
相反する要素が交わりながら
内面の奥底にひそむ本質が
時間の経過とともに外へと滲み出る。
日本美術の起源である「不完全の美、不均衡の美」
茶碗の名品や名茶室の柱などは、
微妙に仄かに歪んでおり、
その膚はガラス板のように滑らかではなく
「さび」に覆われている。
現在、多くのクライアントから設計のご依頼を頂いており
複数のプロジェクトが進行しております。
(住宅、茶室、医療施設、宿泊施設、寺院、アトリエ、オフィス)
お急ぎでの計画進行をお考えの場合、
ご要望にお応えすることができない恐れがございます。
自分たちの目の届く範囲内で
一邸、一邸しっかりと設計作業をしていきたい、と
少人数で運営している事務所であります。
つきましては、ご相談から設計開始の間までに
少しお待ち頂くようお願いする場合がございます。
誠に勝手ではありますが、
ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
奥野崇 建築設計事務所
代表 奥野 崇