旧暦五月の異称、菖蒲月(あやめづき)。
事務所の庭にある野あやめは、鮮やかな姿を見せてくれました。
あやめは「文目」とも書き、物事の筋道や分別を指す場合にも使う言葉です。
"ほととぎす なくや五月の あやめ草 あやめもしらぬ 恋もするかな" 『古今和歌集』
昔から五月を代表する花として、人々と共にあったのですね。
奥野 崇