現場の工事も小休止。
無事、建築の引き渡しを終えました。
中庭に面する溜まりの空間には、造り付けのベンチソファを用意。
ほどよく調整された光の分量は、とても心地よくありました。
引き続いては、外まわりを整えます。
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奥野 崇
広島県廿日市市の現場へ。
空間の抑揚がみてとれるように。
あと少し。
整えてゆこう。
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奥野 崇
茨城県石岡市。
最寄り駅から車で約20分の緑の中。
知りえて以来、訪れたかった建物、
一度お話しを伺ってみたかったご夫婦はおられます。
落日荘 / 設計・施工 岩崎駿介、岩崎美佐子
(2011年度 JIA環境建築賞 住宅部門最優秀賞)
設計と施工ともに、ご夫婦ふたりで行われており、18年経った今も工事は続いています。
いわゆるセルフビルドです。
建築や芸術を学ばれた後、
都市計画や国連にて世界の環境や貧困問題などに取り組んでこられた経歴のお二方。
定年を迎えられ、終の住処を構えようと落日荘の設計は始まります。
「この建物の形は、思想からおのずとあらわれたものです。」
その一点にありながら、地球全体を感じることができる装置。
論理としての躯体と、感情としての手仕事が、
ひとつに溶け合う素晴らしい建築がありました。
着工から18年を超え今なお、工事は続いています。
その姿は、単なる建設作業を超えて
未来への祈りのようにも思えました。
詳しい資料はこちらから
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奥野 崇
マンションのワンフロアを全面改修する仕事。
三連休の最終日に撮影。
明から暗のグラデーションを内包する、凛とした空間となりました。
さらっと乾いた、マットな空気感が、写真でも表現できればいいな。
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奥野 崇
引き渡しから一年を経ました、多度津の家/母屋棟へ。
建築も樹木も、少し落ち着いてきたでしょうか。
11月上旬の茶室開きにあわせ、
別棟の茶室棟も含めて、一連の撮影となる予定です。
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奥野 崇
安定しない天気が続いておりましたが、
合間を縫ってようやく棟上げとなりました、来住町の家。
化粧仕事にあわせて、断熱材を先行施工する部分もあり、
述べ四日の作業となりました。
平屋でつくる、終の住処。
耐震性能はもちろん、
この数年は、建物の性能面の向上と合理化にあわせて、
自然と共生する設計にも取り組んできました。
Ua値は0.38。
ゼロエネルギーハウス基準の0.60や、HEAT20 G2グレードの0.46 を超える断熱性能となっています。
安定した室内環境を整えて、
情緒ある移ろいを大切に。
ここなら安心できる、という居場所になりうること。
人と建物の気のおけない信頼関係こそが、住まいの本質なのだろうと思います。
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奥野 崇
じっとり、しめりけを帯びた空気の中、山の音を聴く。
雨上がりの静寂。
keep smiling!
奥野 崇