香川県多度津町で工事をしております、茶室のある家。
住まいとなる母屋とは敷地内で別棟でお茶室を構えます。
先の良き日に、ご親族お集まりの中、無事上棟式をとり行いました。
小さなお子様にも、お茶を通じて日本文化を継承していってほしい、との想いのもと
工事関係者共々、改めて気を引き締める機会となりました。
続いて屋根の仕舞。
大屋根の面取の垂木と、差掛の丸太垂木の様子。
小舞と尺八に使う矢竹と藤蔓も現場入り。
竹と竹を結わえていきます。
これも大工さんの仕事。繊細で細やかな作業です。
野にあるものを工夫して用い、人の居場所をつくった先人の知恵に畏敬の念を抱かずにはいられません。
一方、母屋のほうも順調。
青空の下、甍の波が美しい。
keep smiling!
奥野 崇