お茶室で使う石材確認のため、庵治石の石切場へ。
自然素材を使う場合、
ひとつとして同じものはないので可能な限り産地へ伺うようにしています。
そこで出会う人々や素材の新しい側面の発見も、もうひとつの狙いだったりはしますが。
実際の柱の断片を持ち込んでの寸法確認。
目でみて違和感をなくすことは大切。方針は決まりました。
一通りの検討・確認を終えたら辺りを見学。
山の断面があらわれる圧倒的な迫力。
思わず、息をのみます。
庵治石の硬い部分は、軟らかい層に包まれるようにあるんだそう。
写真の右の石は包まれている様子がみてとれます。
まるで、地球のたまご。生き物みたい。
足を運んで体験することは、なによりも大きな影響を受ける。
その本質を感じる上で大切な過程です。
keep smiling!
奥野 崇