先週末のこと。
職方の皆さんへの竣工のお披露目にと、立礼茶室のある家にお招き下さいました。
基礎工事の業者さんから、建具屋さんまで約15名。
思い返せば、約1年の工事期間中多くの職人さんの手により、形となった住まい。
通常は担当工事を行うのみで、
なかなか完成の姿を見ることのできない皆さんに見て頂き、各局面での苦労話も今はいい思い出。
このような場を設けてくださった建主さんには感謝、感謝でございます。
茶室内の内扁額もおさまりました。
今回の工事の最後の仕事となるこの扁額は、設計の私と、藤原棟梁、竹本現場監督の合作。
それぞれの思いを込めて、しっかりと取り付け。
信頼できるメンバーとの仕事も、ひと段落を迎えました。
週を明けて、
建築写真家の小川重雄さんを迎えて写真撮影。
「光林寺位牌堂」
10月の落慶法要の前の、前半戦。
美しい夕日を前に
「光との出会いは一期一会です」とは小川さんの言葉。心に残りました。
「立礼茶室のある家」
夕景の撮影では、小川さんを横に奥様とスタッフと一緒にアイフォン撮影会。
灯りが入った様子を見ると、
物としての建物から人の住まいになったのだなあ、感じます。
写真が仕上がりましたら、改めてご紹介致します。
keep similing!
奥野 崇