夜な夜な実施図面のまとめ作業中、
ブドウ棚のある家の建主さんから、朝採れシャインマスカットの差し入れを頂きました。
もちろん、建主さん宅産。
皮ごと食べられ、とても甘い。
夜の間に糖分を蓄えているため、特に朝採れのものは甘いのだそう。
西条では、パン工房のある家の設計中。
こちらの建主さんからも手作りパンを頂くこともあり、なんだか豊か。
「美味しいもの」に関わる仕事は、嬉しいなあ。
keep smiling!
奥野 崇
かねてより工事を進めてまいりました、
「高野山真言宗 光林寺 位牌堂」
この度、皆様に新しく完成した位牌堂をご覧頂きますようにと、内覧会を行う運びとなりました。
10月15日(日) 10:00~日没まで
愛媛県今治市玉川町畑寺甲530 高野山真言宗 光林寺
1316年の歴史を持つ由緒ある寺院で、位牌堂をつくる、という現代的な取り組み。
通常では公開しない部分も、今回はご覧いただける少ない機会となります。
山深い、玉川の静かなお寺でお待ちしております。
ご案内のPDFデータはこちらから
光林寺位牌堂 内覧会
keep smiling!
奥野 崇
「暖かい終の住処」
「風景と共にある家」
がアメリカの建築専門ウェブマガジン、arch dailyにて紹介されました。
ひとつひとつ積み上げた仕事が、こうして紹介されることは感慨深いもの。
どうぞご覧くださいませ。
keep smiling!
奥野 崇
先週末のこと。
職方の皆さんへの竣工のお披露目にと、立礼茶室のある家にお招き下さいました。
基礎工事の業者さんから、建具屋さんまで約15名。
思い返せば、約1年の工事期間中多くの職人さんの手により、形となった住まい。
通常は担当工事を行うのみで、
なかなか完成の姿を見ることのできない皆さんに見て頂き、各局面での苦労話も今はいい思い出。
このような場を設けてくださった建主さんには感謝、感謝でございます。
茶室内の内扁額もおさまりました。
今回の工事の最後の仕事となるこの扁額は、設計の私と、藤原棟梁、竹本現場監督の合作。
それぞれの思いを込めて、しっかりと取り付け。
信頼できるメンバーとの仕事も、ひと段落を迎えました。
週を明けて、
建築写真家の小川重雄さんを迎えて写真撮影。
「光林寺位牌堂」
10月の落慶法要の前の、前半戦。
美しい夕日を前に
「光との出会いは一期一会です」とは小川さんの言葉。心に残りました。
「立礼茶室のある家」
夕景の撮影では、小川さんを横に奥様とスタッフと一緒にアイフォン撮影会。
灯りが入った様子を見ると、
物としての建物から人の住まいになったのだなあ、感じます。
写真が仕上がりましたら、改めてご紹介致します。
keep similing!
奥野 崇
先日、今治の河野美術館へ寄らせて頂きました。
今治出身の実業家、故河野 信一氏の寄贈による美術品を展示しており
敷地内には河野氏の邸宅から移築してきた、妙喜庵の待庵写しと、広間の柿ノ木庵とがあります。
蹲周辺。
腰掛待合の下地窓。
柿ノ木庵の広縁。
木漏れ日と、畳の反射による天井の照らしあげが美しい。
陽から闇への振れ幅の大きさ。
闇をもって光を感じる瞬間。
keep smiling!
奥野 崇