丹原の家では、植栽工事が始まりました。
いつもお願いしている仙波農園さんの手により、
前庭、続いて内庭と進んでいきます。
カクレミノ、ソヨゴ、ヤマボウシ、柊、米栂、イロハモミジ、ドウダンツツジ等。
「洋木をできるだけ使わず、日本に自生する樹木の組み合わせによって現代の庭をつくりたい」
とは仙波さんの言葉。
見え方優先で流行りの木をポコポコ植えることなく、
樹木のことを生き物として真っ直ぐに捉え、それぞれが生き存える環境を整える。
自然の摂理に逆らわないこと。
植栽も建築も同じだなあ、と思う。
内部では家具の搬入も終え、新たな暮らしが始まっています。
新調した濃紺のソファ、緩やかなカーブの天井、やさしい卵色の壁、窓辺の緑、暖かい陽の光。
幸せな空気で満ちていました。
keep smiling!
奥野 崇