私は、庭と一体となった建築の設計を好んで行います。
庭とのつながりをつくることは、気持ちが落ち着きますし、暮らしに潤いを与えてくれます。
一方で大きなガラス面は外気の影響を受けやすく、
室内の温環境に大きな影響を与えてしまいます。
その両立を、と
ガラス面の断熱性能を高める、
建具廻りの納まりの原寸図による指示、
ロールスクリーンや障子などの補助材の活用、などに配慮しています。
また、客観的な根拠を測定するべく
サーモカメラを導入して手法と効果の蓄積をしています。
冬の日差しの暖かさを再認識する写真。
客観的根拠、と同時に人の肌感覚、を忘れないように設計を行っています。
keep smiling!
奥野 崇